JR川崎駅東口の商業ビルに水族館が開設されることになりました。川崎市で初めての水族館です。
丸井撤退後にリニューアル
水族館が開設されるのは、JR川崎駅東口の商業ビル「川崎ルフロン」です。以前は丸井川崎店が核テナントとして入居していましたが、2018年1月に閉店しました。
ビルを保有しているのは上場不動産投資信託(REIT)の日本リテールファンド投資法人で、同ファンドの運用会社である三菱商事・ユービーエス・リアルティが7月から改装に着手しています。
リニューアルの目玉施設として9階と10階に開設されるのが水族館。日本リテールファンド投資法人の決算説明会資料によりますと、水族館の誘致に成功し、年間100万人の集客を見込んでいるとのことです。運営会社については明らかではありません。
近隣で水族館を運営する会社から選ぶのであれば、アクアパーク品川などを運営する横浜八景島、サンシャイン水族館などを運営するサンシャインエンタプライズ、すみだ水族館や新江ノ島水族館を運営するオリックス不動産あたりが候補でしょうか。
規模も未公表ですが、すみだ水族館(7860平米)、サンシャイン水族館(7989平米)程度になるのではと予想します。
フードコートも設置
川崎ルフロンは地下2階~地上10階建てで、店舗面積は約4万2500平方メートル。地下1階~4階はヨドバシカメラが入居していて、集客好調のため増床予定。そのほか、1階にはスーパーマーケットのライフ、2階にはフードコートが入ります。
そのほか、3階に雑貨、4階にインテリア、5階にファッション、6階にキッズ・ベビー、7階にスポーツ・趣味、8階に大型スポーツ、9階に学習塾などのテナントが入る予定です。
具体的なテナント名は明らかではありませんが、ラゾーナ川崎とは重ならない店舗になりそうです。(鎌倉淳)