JR横浜タワーに「NEWoMan」、JR横浜鶴屋町ビルには「ホテルメッツ」。2020年に開業へ

横浜駅西口が大変身

JR東日本が横浜駅西口で進めているビル計画の詳細が明らかになってきました。新ビルの名称は「JR横浜タワー」と「JR横浜鶴屋町ビル」と決定し、2020年に開業します。

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2つのビル名称が決定

横浜駅西口では、旧横浜CIAL、旧横浜エクセルホテル東急と、鶴屋町地区のJR施設の跡地に再開発ビルを建設中です。その2つのビルの名称が決まりました。駅前棟が「JR横浜タワー」、鶴屋町棟が「JR横浜鶴屋町ビル」です。

横浜駅西口のランドマークとなる「JR横浜タワー」には、商業施設として「NEWoMan横浜(ニュウマン横浜)」「CIAL横浜」「T・ジョイ横浜」の3つが入り、高層部分がオフィスとなります。

少し離れた「JR横浜鶴屋町ビル」は主に駐車場です。4~9階に「JR横浜パーキング」が設置されます。3~9階には、「JR東日本ホテルメッツ横浜」が開業。1~3階には商業施設「CIAL横浜ANNEX」が、2~3階にはスポーツ施設「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜」が入ります。また、3階に保育所も設置されます。

JR横浜タワー
画像:JR東日本プレスリリース

JR横浜駅西口再開発位置図
画像:JR東日本プレスリリース

「NEWoMan横浜」が1~10階に

注目は、商業施設の核となる「NEWoMan横浜」でしょう。「NEWoMan」は「女性が輝き続けることができる経験と価値を提供すること」をコンセプトに、2016年に新宿駅南口に1号店が登場しました。

「NEWoMan横浜」は、その2号店となり、JR横浜タワーの1~10階を占めます。どんなテナントが入るかは未公表ですが、新宿の「NEWoMan」と重なる店舗もありそうです。

JR横浜タワー配置図
画像:JR東日本プレスリリース

「エンタテインメント・コンプレックス」も

JR横浜タワーの8~10階に入る「T・ジョイ 横浜」は、基本的には映画館です。ただ、たんなる映画館ではなく、演劇やパブリックビューイング、講演会などにも対応可能になっているとのことで、舞台装置も備えているようです。

JR東日本では「エンタテインメント・コンプレックス」と称しています。全9ホール、約1300席を備えます。

地下1~3階に入る「CIAL横浜」の詳細は明らかではありませんが、おそらくはいわゆる「デパ地下」で、食品を扱う店舗が軸になりそうです。

また、地上1~4階には、壮大なアトリウムが設けられます。

JR横浜タワーアトリウム
画像:JR東日本プレスリリース

地下改札を新設

JR横浜タワーの地下1階には、JR横浜駅中央北コンコースへ直接つながる改札口が新設されます。地下1階では西口地下街へつながるほか、横浜モアーズへも接続します。

JR横浜タワーとJR横浜鶴屋町ビルは歩行者通路で連絡します。

横浜駅西口では、中央自由通路と西口地下街の間にあった「馬の背」が、2018年3月に解消。2020年のJR横浜タワーの開業と、それにともなう歩行者空間の整備で、より使いやすくなりそうです。(鎌倉淳)

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