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JR九州、福岡都市圏で「パターンダイヤ」検討。列車増発も視野

福工大前駅に折り返し設備

JR九州が福岡都市圏の列車ダイヤの見直しを検討しています。普通・区間快速を10分間隔で運行する案を示し、列車の増発や編成両数の見直しも視野に入れます。2027年春の設備改良や新駅開業にあわせ、利便性向上を図ります。

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鉄道アップデート計画第2弾

JR九州は「鉄道アップデート計画」の第2弾として、福岡都市圏の列車運行体系を見直す方針を明らかにしました。列車の増発や編成両数の見直しに加え、「等間隔ダイヤ」や「パターンダイヤ」の導入を検討しています。

等間隔ダイヤは、列車の運行間隔をできるだけ均等にするものです。パターンダイヤは、毎時同じ分に列車を発車させるなど、一定の規則性を持たせるダイヤです。利用者にとっては、時刻表を確認しなくても列車の発車時刻を予測しやすくなる利点があります。

鹿児島線813系

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10分間隔に

JR九州が公表した博多駅12時台の時刻表イメージによると、鹿児島本線の香椎・福間・折尾・小倉方面では、現行の普通・区間快速は1時間に5本です。発車時刻は12:02、12:10、12:22、12:32、12:43で、運行間隔は8~19分とばらついています。

これに対し、検討中の運行体系では、普通・区間快速を12:00、12:10、12:20、12:30、12:40、12:50の6本とし、10分間隔にそろえる案が示されています。

区間快速と特急はそれぞれ30分間隔とし、列車種別ごとに発車時刻を規則的に配置する構想です。

これらは検討段階のイメージであり、具体的な発車時刻や運行本数、対象となる時間帯が決定したわけではありません。

福岡都市圏パターンダイヤ
画像:JR九州プレスリリース

 
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福工大前で折り返し

ダイヤ改善に向けた設備投資として、鹿児島本線の福工大前駅で線路設備を改良します。2027年春の完成を予定しています。

現在、博多方面からの列車は、福工大前駅で折り返して博多方面に戻ることができません。設備改良により、福工大前駅を始発・終着とする列車を設定できるようになります。

これにより、博多~福工大前間での柔軟なダイヤ設定が可能となり、利用状況に応じた増発などに活用できるようになります。

また、輸送障害時の運行継続にも役立ちます。現在、福工大前~福間間で踏切事故などにより運転を見合わせた場合、博多方面からの列車は、折り返し設備のある吉塚駅や箱崎駅までの運行にとどまっています。

新設備の完成後は、千早駅、香椎駅、九産大前駅を経由して福工大前駅まで運行し、そこで折り返すことが可能になります。事故などが発生した際も、運転できる区間を広げられます。

福工大折り返し
画像:JR九州プレスリリース

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JR貝塚駅も開業

福岡都市圏では、鹿児島本線の千早~箱崎間に新駅「JR貝塚駅」を設置する計画も進んでいます。開業予定は2027年春です。

JR貝塚駅の開業により、千早~箱崎間の駅数が増えるため、同区間を走る列車の運行体系にも影響します。

JR九州は、福工大前駅の設備改良とJR貝塚駅の開業にあわせて、福岡都市圏の列車ダイヤを見直す考えです。

具体的な運行本数やダイヤの内容、実施時期については、2026年冬ごろに改めて発表する予定です。

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