都営三田線と大江戸線の終電が繰り下げは2014年3月ダイヤ改正で実施。十数分の延長で効果はどれくらい?

都営地下鉄の最終電車(終電)が2014年3月のダイヤ改正で十数分、延長されることになりました。東京都交通局が発表しました。対象はは都営地下鉄三田線と大江戸線です。終電の繰り下げはすでに発表されていましたが、その詳細が明らかになりました。大江戸線では始発電車の繰上げも行われます。

広告

三田線は最大13分終電繰り下げ

まず、三田線の目黒方面は、現行で白金高輪0時23分着が最終列車ですが、0時36分着の列車が新たに設定されます。これにより西高島平~白金高輪間の終電が13分繰り下げられます。

西高島平方面は、白金高輪0時発の現行最終列車の後に、0時07分発新板橋行きを純増します。この列車は新板橋0時36分着で、西高島平までは乗り入れません。白金高輪~新板橋間の最終時刻が7分延長となります。

都営三田線

大江戸線は12分終電繰り下げ

大江戸線では、都庁前23時59分発~清澄白河0時27分着(飯田橋経由)の運転区間を延長し、都庁前まで運転します。都庁前23時59分発~清澄白河0時28分~六本木0時48分~都庁前1時00分着となります。これにより清澄白河~六本木~都庁前間の最終時刻が12分繰り下げられます。

大江戸線の始発列車については、都庁前5時03分発~光が丘5時24分着の列車が新たに設定されます。現在の初列車より18分繰り上がります。

浅草線に関しては、ダイヤ改正の発表はありませんでした。

全体的には十数分の「繰り下げ、繰り上げ」で、どのくらいの効果があるのかは評価が分かれるところでしょう。山手線内なら、午前1時過ぎまでの運転を望みたいですし、午前4時台の始発列車も欲しいところ。しかし、深夜に保線の時間を確保しなければならず、午前1時以降と午前5時前の運転は難しいのかもしれません。

広告