「京都・関空~高野山」高速バスが今年も運行。時刻表と値段も掲載!

紅葉シーズンのおでかけに

京都~高野山と、関空~高野山を直結する高速バスが2020年も運行します。秋の高野山は、今年も訪れやすくなりそうです。

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京都高野山線

京都駅~高野山を結ぶバスを運行するのは、京阪バスと南海りんかんバス。路線名は「京都高野山線」で、運行期間は2019年9月18日~11月30日。2019年に秋季限定で初運行した路線で、2020年も運行することになりました。運行期間は前年より8日間拡大しています。

期間中、1日2往復するのは前年と同じです。所要時間は片道2時間40分程度で、価格は大人片道2,500円(京都駅~高野山)、往復4,500円(同)です。

時刻表は以下の通りです。

■高速バス「京都高野山線」時刻表
京都駅八条口09:20→高速京田辺09:40→大門南駐車場11:50→奥の院前(高野山)12:00
京都駅八条口15:10→高速京田辺15:30→大門南駐車場17:40→奥の院前(高野山)17:50

奥の院前(高野山)09:20→大門南駐車場09:30→高速京田辺11:40→京都駅八条口12:00
奥の院前(高野山)16:00→大門南駐車場16:10→高速京田辺18:20→京都駅八条口18:40

午前便の時刻は2019年と同じですが、午後便は約1時間半繰り下げられています。帰りの時間は遅い方がいい、という声に対応したのでしょう。

2020年は予約制導入で、コンビニでのチケット販売に対応します。ウェブ予約も可能です。

高野山
画像:京阪バスプレスリリース

鉄道では行きにくい

高野山は、2004年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されました。宗教都市の独特の雰囲気が観光客に人気です。京都はもちろん日本を代表する世界遺産。しかし、この2つの世界遺産を結ぶ定期バス路線はなく、移動するには鉄道を乗り継ぐしかありません。

鉄道利用の場合、京都駅~大阪駅/梅田駅~難波駅~極楽橋駅~高野山駅という経路をたどるのが一般的です。関西の鉄道に慣れていない旅行者には、複雑に感じるでしょう。

高速バス「京都高野山線」なら、乗り換えなしで京都駅~高野山を運んでくれます。所要時間2時間40分も、鉄道乗り継ぎと変わらないか、早いくらいです。

首都圏から高野山を目指す日本人旅行者にも、このバスは便利です。東京など東海道・山陽新幹線沿線から、京都駅での乗り換え1回だけで高野山へ行くことができるからです。

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高野山・関西空港線

関西空港と高野山を結ぶ路線は、関西空港リムジンバスが秋季限定で運行します。2020年の運行期間は9月18日~11月30日です。

時刻表は以下の通りです。

■リムジンバス「高野山・関西空港線」時刻表
関西空港第2ターミナル09:17→関西空港第1ターミナル09:30→大門南駐車場11:07→高野山(奥の院前)11:15
高野山(奥の院前)12:35→関西空港第1ターミナル14:17→関西空港第2ターミナル14:28

こちらも前年に引き続きの運行ですが、運行時刻がそれぞれ2時間繰り上がっています。関空9時半出発となると、国内のLCCの到着便は始発便でもほぼ乗り継げないので、日本人旅行者には使いづらそう。高野山からの帰途に使うのは良さそうです。

価格は大人片道2,000円で、「WILLER TRAVEL」サイトによるネット購入割引で1,800円になります。

関西空港~高野山も、鉄道利用では不便です。南海電車でいったん天下茶屋まで出て乗り継ぐというルートになり、2時間半程度はかかります。それに比べると、リムジンバスなら1時間45分ほどで便利です。

今年も紅葉シーズンの高野山が、訪れやすくなりそうです。

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