ホーム 地域 関東

草津白根山「湯釜」8年ぶり観光再開へ。10月13日から期間限定で開放

展望台への登山道が通行可能に

群馬県草津町は、草津白根山の火口湖「湯釜」の観光を、2026年10月13日から約8年ぶりに再開します。11月8日までの期間限定で、展望台につながる登山道などを試行的に開放します。

広告

湯釜の展望台を再開

草津白根山の「湯釜」は、エメラルドグリーンの湖面で知られる火口湖です。草津温泉と志賀高原を結ぶ国道292号「志賀草津道路」の沿道に位置し、かつては草津周辺を代表する観光スポットの一つでした。

しかし、2018年4月に噴火警戒レベルが2に引き上げられて以降、周辺の登山道への立ち入りが規制され、観光客が湯釜を見学できない状態が続いていました。

2026年5月15日に噴火警戒レベルが1に引き下げられたことを受け、草津町は規制の一部解除を決定。10月13日から、西側登山道と弓池周辺の一部を試行的に開放することになりました。

今回開放される西側登山道は約610mで、湯釜火口から約550mの場所にある展望台まで歩くことができます。湯釜を見学できるのは約8年ぶりです。

草津白根山湯釜

広告

11月8日まで、駐車場は無料

開放期間は2026年10月13日~11月8日です。登山道への入場は10時~15時で、16時までに退場する必要があります。

白根レストハウス前の駐車場も10時~16時に開放します。駐車料金は無料で、収容台数は普通車約240台、大型車約20台です。満車の場合は入場できず、国道292号での入場待ちも認められません。

登山道は玉石舗装で、勾配や階段があります。展望台までは健脚の人で片道約20分が目安です。標高は約2,160mと高いため、防寒着や歩きやすい靴が必要です。

白根レストハウスの売店や飲食施設は営業せず、トイレのみ一部利用できます。飲料水などは持参する必要があります。

広告

火口から500m以内は引き続き規制

今回の開放は、火山活動が落ち着いていることを踏まえた試行的なものです。湯釜火口から500m以内の立入規制は継続し、指定された登山道や展望台以外には立ち入れません。

また、噴火警戒レベルが1であっても、火山活動による危険がなくなったわけではありません。火山活動の変化や悪天候、積雪・凍結などにより、期間中でも閉鎖する場合があります。訪問前には草津町の公式サイトで開放状況を確認する必要があります。

草津町は今回の開放で利用状況や安全管理上の課題を確認し、来年度以降の開放方法を検討する方針です。

広告