山手線、10月23、24日運休の詳細。渋谷駅改札口も9月に移設

全線で減便も

山手線内回りが10月23日と24日にかけて運休します。渋谷駅のホーム拡幅工事の一環で、線路切換工事を実施します。

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内回り運休

山手線内回りは、2021年10月22日(金)終電後から10月25日(月)初電までの約52時間、山手線内回り池袋~渋谷~大崎間のすべての列車を運休します。実質的には23日(土)と24日(日)の2日間の運休です。渋谷駅線路切換工事にともなうもので、山手線の線路切換工事にともなう運休は、JR東日本発足後過去最長です。

山手線内回り列車は、大崎~東京~池袋間で本数を大幅に減らして運転。外回り列車は全線で本数を減らして運転します。

振替輸送対応として、山手貨物線(埼京線・湘南新宿ライン)の線路を使用し、品川~新宿間で臨時列車を運転します。臨時列車は、品川・恵比寿・渋谷・新宿に停車します。

埼京線・りんかい線は、新木場~大崎~赤羽間を増発、湘南新宿ラインは通常運転、相鉄線直通列車は新宿~池袋間を延長して運転します。京浜東北・根岸線は快速運転を中止し、終日、各駅停車で運転します。

東京メトロ線、都営地下鉄線、りんかい線、西武線、東急線、京急線で振替輸送の対応をします。

山手線2021年10月23日運休
画像:JR東日本プレスリリース
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山手線単独駅利用者は困る

工事期間中、非常に困るのが、山手線の単独駅の利用者でしょう。たとえば、目白から新宿に行く場合、いったん外回り列車で池袋に出て、埼京線・湘南新宿ラインで新宿に向かうという形を取らざるを得ません。あるいは、雑司ヶ谷駅まで出て、メトロ副都心線を利用するという方法になります。

池袋~渋谷間は、副都心線が並走していますが、渋谷~大崎間は並走路線がありません。そのため、たとえば原宿から五反田へ行く場合、山手線外回りで新宿まで出て折り返し、埼京線で大崎まで出て折り返す、という方法になってしまいます。

大変なので、10月23日、24日の週末は、山手線単独駅は、利用しないで済むならできるだけ利用しないほうがよさそう。利用せざるを得ない方は、時間に余裕をもって出かけましょう。

また、運休区間以外の池袋~東京~大崎間も、山手線の列車本数が減りますので、利用時には注意が必要です。

渋谷駅ホーム統合の一環

今回の工事は、現在内回りと外回りとで分かれている山手線ホームを、島式1ホームに統合する計画の一段階です。山手線内回り線路を東側(埼京線側)に移設することで、内回りホームを拡幅します。

山手線渋谷駅ホーム拡幅
画像:JR東日本プレスリリース

今後は、山手線外回り線路を西側(マークシティ側)に移設します。これにより、内回りホームをさらに拡幅し、外回りと共用にします。現在の外回りホームは廃止されます。

山手線渋谷駅ホーム拡幅
画像:JR東日本
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改札口移設も実施

今回の運休とは直接関係ありませんが、9月以降に渋谷駅の改札口の移動も行われます。

渋谷駅1階南改札を、現在の山手線直下から埼京線直下に移設します。西口バスターミナルからは離れた位置になります。移設日は9月12日初電です。

渋谷駅改札口移設
画像:JR東日本プレスリリース

3階中央改札も、同様に山手線直上から、埼京線直上に移設します。現在の中央改札がなくなり、渋谷スクランブルスクエア側の中央東改札が中央改札になります。

京王井の頭線との乗り換えは、これまでより不便になりそうです。移設日は10月10日初電です。

渋谷駅中央改札移設
画像:JR東日本プレスリリース

渋谷駅は、大改造の途中なので、一時的に不便になる部分もありますが、最終的にはバリアフリーの使いやすいターミナルに変貌します。辛抱して待ちたいところです。(鎌倉淳)

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