仙台→東京「夜行新幹線」の時刻表。鉄道ファンで埋まりそう

0時台発、4時台着

東京オリンピック・パラリンピックにあわせて、東北新幹線の仙台~東京間で夜行列車が運転されます。観客輸送が目的ですが、めったにない「夜行新幹線」とあって、鉄道ファンで座席が埋まりそうな予感もします。

広告

宮城スタジアムの観客輸送で

JR東日本が「夜行新幹線」を運転するのは、7月21、24、27、28日の4日間。宮城スタジアムでのサッカー開催にあわせたもので、仙台発東京行き「やまびこ」2本を深夜・未明に運行します。また、7月31日には、仙台発東京行き「やまびこ」を深夜に運行します。

この5日間の、臨時「やまびこ」運行時刻表は以下の通りです。

東北新幹線夜行列車時刻表
画像:JR東日本

東北新幹線夜行列車時刻表
画像:JR東日本

0時台発、4時台着

7月21日と24日には宮城スタジアムでサッカー女子の試合があり、27日、28日にはサッカー男子の試合があります。試合終了予定時刻はいずれも22時頃。東北線利府駅からは、22時台から0時台にかけて、多数の仙台行き臨時列車を運行します。

これらの列車を仙台駅で受ける形で、東京行きの東北新幹線の臨時列車を運行します。先発するのは「やまびこ412号」。仙台を23時33分に出発し、東京に02時10分に到着します。所要時間は2時間37分。日中の「やまびこ」は2時間程度なので、3割ほど所要時間が増えています。

後発が「やまびこ422号」で、仙台を00時45分に出発し、東京に04時20分に到着します。所要時間は3時間35分で、「412号」よりさらに時間がかかります。通常の「やまびこ」より8割程度の時間増です。

「412号」「422号」とも、どこか一駅だけで長時間停車するというダイヤではないので、騒音防止のため速度を抑えた形で運転するのでしょうか。

同じ日、仙台発盛岡行きの「やまびこ413号」も運転します。仙台00時30分発、盛岡01時56分着。所要時間は1時間26分で、通常より15分ほど余計にかかっています。

E5系夜間

広告

31日にも「0時またぎ」

7月31日には、宮城スタジアムでサッカー男子準々決勝が行われます。終了予定時刻は20時頃です。東北線利府駅からは、20時台から22時台にかけて、多数の仙台行き臨時列車を運行します。

これらの列車を受ける東北新幹線の定期列車は、仙台21時47分発「やまびこ70号」が最終です。その前には「はやぶさ48号」(21時30分発)などがありますが、これだけでは輸送力が不足します。

そこで、仙台21時13分発「やまびこ244号」と、仙台22時39分発の「やまびこ402号」を臨時列車として運転します。「やまびこ244号」は、東京着23時16分で通常の運行時間内ですが、「やまびこ402号」は東京着1時16分で、通常は運行しない午前0時を越えるダイヤが組まれています。

仙台23時34分発の「やまびこ411号」もあり、盛岡1時着。こちらも通常は走らない「0時またぎ」の新幹線となります。

広告

全車自由席

これらのなかで注目は、やはり「やまびこ422号」でしょう。00時45分発、04時20分着は、「夜行列車」と称しても異論がない時間帯の運行です。

いわゆる「夜行新幹線」は、東海道・山陽新幹線建設当時には計画されていたものの、定期列車としては実現していません。

臨時列車としても、サッカーワールドカップの開催時に一部新幹線で深夜に運行したくらいで、かなり例外的です。滅多に走らない「夜行新幹線」には、宮城スタジアムのサッカー観戦者だけでなく、鉄道ファンが注目するのは間違いないでしょう。

ちなみに、上記の臨時列車は、すべて自由席で運行されます(グリーン車、グランクラスは利用不可)。つまり、きっぷさえ買えば誰でも乗車できるわけで、「想定外」の利用者で満席になる可能性もありそうです。(鎌倉淳)

広告