札沼線の「さよなら運転」は全車指定席に。臨時列車も設定、時刻表も掲載!

新型コロナの影響で

2020年5月6日を以て廃止される札沼線の最後の5日間が、全車指定席で運転されることになりました。最大5両編成で、新十津川発着の臨時列車も設定されます。

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5月7日廃止

JR北海道の札沼線・北海道医療大学~新十津川間は2020年5月7日に廃止されます。最終運行日は5月6日です。

最終運行に向け、鉄道ファンの「さよなら乗車」が増えているため、JR北海道では臨時列車を設定します。

2020年4月11日~5月6日のうち、土休日を中心とした14日間について、浦臼折り返しの列車を新十津川まで臨時列車として延長運転します。これにより、新十津川折り返しの列車が通常1往復から2往復に増便となります。

運転日、運転時刻表は以下の通りです。

■運転日
4月11,12,18,19,25,26,29,30日
5月1~6日

■札沼線さよなら時刻表
下表のとおり。

札沼線さよなら時刻表
画像:JR北海道プレスリリース

最大5両で運転

5月6日の最終日は、臨時列車が新十津川発の最終列車となります。そのため、上り列車は途中、浦臼、石狩月形のみ停車となっていて、ダイヤにも余裕を持たせています。

また、最終運行に向けて増結も実施します。5月2日~6日は、最大5両の運転となります。浦臼発19時45分の最終列車も5両での運転です。

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最後の5日間は全車指定席に

北海道医療大学~新十津川間の廃止を前に、鉄道ファンなど多くの利用者が訪れることが想定されるため、新型コロナウイルス感染防止を目的に、5月2日~5月6日は石狩当別~新十津川間の全列車を全車指定席として運転します。

したがって、当該期間を乗車するには、乗車券のほか、座席指定券(530円、小児半額)が必要となります。新十津川発着だけでなく、浦臼や石狩月形折り返しの列車も全車指定席となります。

注目の座席指定券の発売については、JR北海道が準備中で、発売開始日は決まり告知するとしています。争奪戦になるのは間違いなさそうです。

5月1日も盛り上がり?

廃止直前の5日間が全車指定席の運転となるため、指定席券なしで乗車できるのは、5月1日が最後となります。そのため、5月1日が自由乗車最後の日として、盛り上がりとなる可能性もありそうです。

なお、JR北海道では、今後の新型コロナウイルス感染の状況等によっては、列車の運転の変更や、運転を取り止める場合があるとしています。

ボックスシートに向かい合わせ4人で乗るのも「濃厚接触」になる可能性もありますし、実際に廃止区間の列車がいつまで運転されるのかは不透明です。

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