山陰本線と山口線が8月に運転再開。「SLやまぐち」はC57の故障で当面運休へ。三江線は7月に復旧。

JR西日本は、2013年7月の豪雨災害で一部が不通になっている山陰本線の運転を、2014年8月10日、山口線は8月23日に全面再開すると発表しました。山陰線は須佐~奈古間、山口線は地福~津和野間が不通となっていて、現在はバスで代行輸送しています。不通から1年余りで全面開通することになります。また、三江線も、7月19日の始発から運転を再開する予定です。

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SLやまぐち
写真;JR西日本

運転再開後の列車本数は山陰本線、山口線とも災害前と変わりません。特急「スーパーおき」も全区間での運転を8月23日から再開します。代行バスや、新山口駅と津和野駅を結ぶノンストップバスの運行は再開の前日に終了します。豪雨災害から約1年での全面復旧となりました。被害の大きさを考えると、予想以上に早い復旧といえるでしょう。

また、山口線で運行している「SLやまぐち号」は、牽引する蒸気機関車C57に不具合が見つかり、7月19日の運転からディーゼル機関車DD51で代行となります。しばらくは「快速やまぐち号」として運転され、8月23日の全線復旧後は、津和野駅に乗り入れます。SLが牽引する「SLやまぐち号」は当面運休となり、運転再開については未定です。

 SLやまぐち 撮影ガイド

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