JTBが新しい海外旅行ツアーバス「MyBusランドクルーズ」を運行しています。「欧州旅革命」とスローガンに、2019年4月に登場した日本語周遊バスで、現地集合・現地解散。自由旅行、バックパッカーにも使いやすそうで、一人旅にも最適です。
現地集合の日本語ツアーバス
「MyBusランドクルーズ」は、ヨーロッパ約130区間のバス旅を、自由に予約して旅程を組み立てることができるサービスです。簡単にいうと、現地集合・現地解散の日本語ツアーバスです。
ランドクルーズはヨーロッパの各都市から出発し、ヨーロッパの各都市で終わる、現地発着旅行商品です。旅の前後は利用者が自由にアレンジできます。航空券を買って現地に滞在し、好みの日程でランドクルーズを利用して、好きな土地に長期滞在する、といった利用方法が可能です。
「現地集合・現地解散」ですので、日本発着にとらわれない自由な旅ができます。ツアー全部に参加する必要もなく、一部だけ参加することも可能です。
1名より出発保証
JTBならではの大きなポイントは、1名より出発保証である点。他のツアー客が集まらず、催行中止で予定が狂ったりすることがありません。
全てのバスルートで日本語現地係員が同乗し案内します。ヨーロッパは多言語ですので、英語ができない人はもちろん、できる人でも言語の不安はつきものです。しかし、日本語ガイドのあるバスなら、旅の楽しみもより増えることでしょう。
バスだから行きやすい場所
ヨーロッパは、ユーレイルパスを使った鉄道旅行が楽しいです。一方、こうしたバス旅なら、小さな村や街を訪れることができます。たとえば、ハンガリーのショプロン、チェコのチェスキー・クロムロフ、イタリアのチビタ・ディ・バニョレッジョなどです。
また、イタリアのアマルフィ海岸のように、人気は高いが公共交通機関では行きにくいルートを組み込んだりしています。
そのほか、ウフィッツィ美術館やアルハンブラ宮殿でスムーズに入場できる、JTB予約枠が確保されているツアーもあります。ヨーロッパの有名博物館は、入場に時間がかかる場合がありますが、ランドクルーズならスムーズに入場できて、日本語ガイドもつくのですから、現地を効率よく観光したい人には適しているでしょう。
催行日は少ない
欠点は、催行日が少ないこと。ツアーにもよりますが、トップシーズンですら週1回程度の催行です。毎日開催の現地ツアーとは異なるので、日本出発前に事前予約をして、前後の予定をしっかり組む必要があります。
上手な使い方としては、バスで行った方が効率がいい場所を訪れる区間だけランドクルーザーを申し込み、それを軸に前後の予定を組んでいくことです。そうすれば、自由旅行とツアーのメリットを、あわせて享受できるでしょう。
「日本人が集まる現地ツアーなんて参加したくない」というバックパッカーの方も、この利便性なら検討してもいいのではないでしょうか。
より詳しい情報はこちら。JTB海外オプショナルツアー