鴨川有料道路と房総スカイラインが無料化されます。料金徴収期間が満了となるためです。無料化は2019年4月21日午前0時です。
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内房・外房の短絡道路
鴨川有料道路は君津市笹から鴨川市打墨まで5.1kmの道路です。千葉、東京方面と鴨川市を最短で結び、南総地域の観光開発や、鴨川周辺からの水産物輸送を目的に建設されました。1967年4月に開通し、普通車の通行料金は210円です。
房総スカイライン有料道路は、千葉県君津市西粟倉から片倉までの10.0kmの道路です。房総丘陵の中を突き抜ける山岳道路で、鴨川有料道路とあわせ、内房と外房を短絡する道路の一部として建設されました。1979年3月に開通し、普通車の通行料金は300円です。
「無料通行措置」から「無料化」へ
両有料道路は、いずれも料金徴収期間が2019年4月20日までで、2019年4月21日午前0時に無料開放されます。
ただし、房総スカイラインは、2013年2月14日に、前倒しで無料通行措置が実施されています。これは、2013年1月30日に、国道410号大戸見隧道でモルタル剥落事故が発生し、その後の復旧作業で片側交互通行などが必要とされ、房総スカイラインが迂回路になっているためです。
つまり、これまで「無料通行措置」でしたが、料金徴収期間の満了にともない、晴れて「無料化」されることになります。
これにより、2019年のゴールデンウィーク前に、君津~鴨川間の有料道路が全て無料となるわけです。道路の管理者も、千葉県道路公社から千葉県に変更されます。
したがって、鴨川発着の「高速バス」も、君津や木更津まで「一般道路」を走ることになります。どこかの旅番組でも、堂々と使えるようになるでしょう。
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