「ムーンライトながら」と「ムーンライト信州81号」の2015-2016年冬の運転日が発表されました。「ながら」は2014-2015年冬より運転日数が1日減って12日間、「信州」も1日減少して4日間になりました。
最近は運転日が減少傾向の両列車ですが、2015年冬も少しだけ減りました。
「ムーンライト」2015-2016年冬の運転日
まずは、2015-2016年冬の「ながら」「信州」の運転日を見てみましょう。
2015-2016年冬の「ムーンライトながら」の運転日
東京発
12/22-1/2
合計12日間
大垣発
12/23-1/3
合計12日間
2015-2016年冬の「ムーンライト信州81号」の運転日
新宿発
12/25.26.29.30
合計4日間
「ながら」「信州」とも2014-2015年冬と比べ、運転日数が1日減少しました。「ながら」は185系10両、「信州」は189系6両で、車両はこれまで同様です。
「スキー列車」としての運転はなし
「ムーンライトながら」は主に青春18きっぷの利用期間に運転されてきましたが、近年は運転日がやや減少傾向です。最近は青春18きっぷの発売が年末で打ち切られていることもあってか、(1月10日まで有効)、年始の「ムーンライトながら」の運転日が減っているように見受けられます。
それでも、冬休み期間中に2週間近い運転日が確保されましたので、まだまだ健在といえそうです。
いっぽう、「ムーンライト信州」は登山客やスキー客がメインターゲットなので、青春18きっぷの利用期間とは関係なく、週末金曜日を中心に運転されてきました。「ムーンライトながら」が運転されない10月や11月にも運転日が設定されています。
ただ、以前は運転されていた1月~2月のスキーシーズンは、最近は運転されなくなりました。2016年も1月、2月の運転は発表されておらず、「スキー列車」としての運転はないようです。夜行列車利用のスキー・スノボ客が少なくなっていることを示しているようです。
「ムーンライトえちご」は、2015-2016年冬の運転予定はありません。これも昨年同様です。(鎌倉淳)