LCCジップエア、ロサンゼルス線の時刻表と値段。12/25就航へ

往復55,000円~

格安航空会社(LCC)のジップエア・トーキョーが、成田~ロサンゼルス線を12月25日に就航すると発表しました。LCCの太平洋横断路線は初めてです。

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5カ所目の就航先

ジップエアは日本航空の完全子会社のLCCです。成田空港を拠点に、これまでソウル、バンコク、シンガポール、ホノルルに就航しています。

5カ所目の就航先として発表されたのがロサンゼルス。2021年12月25日より、ボーイング787で週に3往復します。日本以外の国も含めて、アジアと北米を結ぶ太平洋横断路線は、LCCとして初めてです。

ZIPAIR Tokyo
画像:ジップエア

ジップエア成田~ロサンゼルス時刻表

ジップエアの成田~ロサンゼルス間の運航スケジュール(時刻表)は以下の通りです。

ZG24 成田14:45→ロサンゼルス07:40 火・木・土運航
ZG23 ロサンゼルス09:40→成田14:25 (+1)  火・木・土運航
※ZG24:12/25~12/30はロサンゼルス7:30着、2022/3/15~3/26はロサンゼルス8:40着
※ZG23:12/25~12/30はロサンゼルス9:30発、2022/3/15~3/26はロサンゼルス10:40発

成田を午後に出発してロサンゼルスに早朝着。ロサンゼルスを午前に出発して成田に午後着のスケジュールです。日系航空会社の米西海岸路線としては標準的なタイムスケジュールです。

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ジップエアロサンゼルス線の運賃

ジップエアの成田~ロサンゼルス線の運賃は以下の通りです。

■ZIP Full-Flat Value
成田発:88,000円 ~ 837,000円
ロサンゼルス発:875 USD ~ 12,105 USD

■Standard Value
成田発:27,500円 ~ 592,000円
ロサンゼルス発:255 USD ~ 4,235 USD

■U6 Standard Value(6歳以下)
成田発:10,000円(定額)
ロサンゼルス発:91 USD(定額)

いわゆるビジネスクラスに相当するフルフラットが、成田発で88,000円から。往復で176,000円~なので、フルサービスキャリアのビジネスクラスに比べると割安感があります。

いわゆるエコノミークラスに相当するスタンダードは成田発が27,500円~。往復で55,000円~なので、やはり手軽です。ジップエアのシートピッチは、大手航空会社とほぼ同じなので、それを考慮するとお得でしょう。

ジップエアは変動価格なので、最低運賃で乗れる場合は限られると思いますが、日を選び、早めに予約すれば格安で米西海岸へ行くことができそうです。ロスまで行けば、米国内のLCCもありますので、全米各地へ低価格で移動できます。

6歳以下の定額運賃も魅力。定額1万円なら、国際線航空運賃としては「タダ同然」です。幼児連れの旅行者には嬉しい価格でしょう。

当初目標を達成

ジップエアは、中長距離国際線を運航するLCCとして設立され、当初から太平洋路線の開設を目指していました。2018年の設立後、2020年6月のバンコクを皮切りに、アジア路線やホノルル線で実績を重ね、わずか3年で当初目標のアメリカ西海岸路線の開設に至りました。

すでに就航しているソウル、バンコク、シンガポール、ホノルルのほか、台北にも近く就航予定です。いずれも個人旅行客に人気の都市で、アジアやアメリカに格安旅行をする際には、真っ先にチェックしておきたい航空会社になりそうです。(鎌倉淳)

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