12系夜行列車の旅はいかが? 急行「津軽」が一夜限りで復活

秋田~青森間を7時間半で

夜行急行「津軽」が、秋田~青森間で一夜限りで復活します。懐かしき12系客車での運転です。

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7月27日夜に出発

JR東日本は、秋田〜青森間で急行「津軽」号を臨時列車として運転することを発表しました。運転日は7月27日・28日。全部で4本(2往復)運転しますが、このうちの1本が、秋田発青森行きの夜行列車となります。

各列車の運転時刻は下図の通りです。

夜行急行津軽
画像:JR東日本秋田支社

夜行急行「津軽」は、秋田を22時30分に出て、途中、八郎潟、弘前、新青森のみに停車。終点青森に翌06時03分に到着します。所要時間7時間33分で、185kmを走ります。

当然、ずっと走りっぱなしではなく、東能代、鷹ノ巣、大館あたりで長時間の運転停車をすると思われます。

電気機関車ED75が牽引し、12系6両編成、全車指定席です。

12系

周遊券を握りしめた時代

急行「津軽」の復活運転は、この5月18、19日にも行われたばかりで、湯沢~弘前間を走りました。好評を博して、夏は秋田~青森間の運転となったわけです。

「12系夜行列車」と聞くと懐かしく、国鉄時代に周遊券を握りしめ、上野~青森間の急行「津軽」や「八甲田」で旅をした時代を思い出す方も多いでしょう。

そうしたノスタルジー溢れる旅になりそうな一方、今回の臨時列車に関しては、「ボックスシートに4人で座り、運転停車ばかりの夜行列車で7時間かけて夜明かしするのか」と考えると、ちょっとしんどそうな気もします。

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秩父鉄道でも実施

ちなみに、12系夜行列車復活運転の旅の企画は、秩父鉄道と日本旅行が共同して、2018年12月22日にも実施しています。このときは、熊谷を22時50分に出発し、三峰口まで往復し、熊谷に05時30分に戻るという設定でした。

このツアーは好評を博し、第2弾が6月に行われることが決まっています。1席使用のプランのほか、1ボックス占有プランなどの設定もあり、窮屈な旅にならないような配慮がされています。

貴重な機会

夜行急行「津軽」の指定券は一般発売されますが、JRには指定券複数枚使用不可の規則があります。したがって、一人で4席専有するわけにもいきません。

となると、1ボックスに4人ぎっちり座って夜行列車の旅となりそうで、ちょっとしんどそうなだな、とも思います。

でも、12系客車もそろそろ姿を消しそうな時期になってきましたし、JR路線を夜行で旅できるのは、貴重な機会に違いありません。

秋田~青森、夜行列車7時間半の旅、みなさんはいかがでしょうか。(鎌倉淳)

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