ウラル航空・新千歳~ウラジオストク線の時刻表。極東ロシアへ弾丸旅行はいかが?

週2便の運航

ロシアのウラル航空が、新千歳~ウラジオストク線に就航します。ウラル航空の日本就航は初めてです。

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2018年12月4日就航

ウラル航空はロシア中部、ウラル山脈近くにあるエカテリンブルクに本社を置く航空会社。アエロフロートの一部門だったのが、1993年に分離して独立した航空会社となりました。

ウラル航空が新設する新千歳~ウラジオストク線は2018年12月4日の就航。火、金の週2便の運航です。

スケジュール(時刻表)は以下の通りです。

■ウラル航空・新千歳~ウラジオストク線
U6748 新千歳 13:50→ウラジオストク 17:00(火)
U6748 新千歳 20:50→ウラジオストク 00:05(+1)(金)
U6747 ウラジオストク 11:45→新千歳 12:50(火)
U6747 ウラジオストク 18:45→新千歳 19:50(金)
*ウラジオストクと日本の時差は1時間。

機材はエアバスA320型機。ビジネス12席、エコノミー144席、計156席です。運航期間は当面2019年3月29日まで。搭乗率が良ければ通年運航も検討するそうです。

ウラジオストクはビザが緩和され、日本人が弾丸旅行をしやすくなっています。この路線を使ってウラジオストク旅行をするとすれば、金曜日の夜に新千歳を出て、火曜日の午後に帰ってくる、という日程でしょうか。月曜日の便がないのが残念なところ。

スケジュール的には火曜発、金曜戻りの便が使いやすい時間帯ですが、サラリーマンは休暇が取りにくいですね。

ウラル航空
画像:ウラル航空ウェブサイト

極東ロシアから北海道へスキーに

共同通信によると、この路線は、「ロシア人の間でも人気が高い北海道の雪質を目当てにしたスキー客などの需要を見込む」とのこと。つまり、極東ロシア人の北海道スキー向け路線のようです。

雪の多いロシアから、わざわざ北海道にスキーに来るなんて? と思わなくもありませんが、ロシア人に尋ねたところ、「極東ロシアにスキー場は少ないし、あっても手入れが悪い」とのこと。ニセコレベルのスキー場は極東ロシアにはないそうで、わざわざ来る価値はあるそうです。

ということで、新千歳~ウラジオストク線は、ロシア人スキーヤー、スノーボーダー向け路線のようです。さらにはハルビンなど中国東北部からの乗り継ぎスキー客も見込んでいるのでしょう。(鎌倉淳)

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