東急百貨店本店が2023年に解体。ジュンク堂書店はどうなる?

ワールドクラスの再開発

東急百貨店本店が、2023年春以降に解体することが発表されました。跡地の利用については未定ですが、百貨店が再開されない可能性が高そうです。

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道玄坂二丁目再開発

東急は、渋谷区道玄坂二丁目にある東急百貨店の本店を2023年の春以降に解体すると発表しました。隣接する複合文化施設「Bunkamura」は、2023年4月に休館し、大規模に改修します。

百貨店跡地とBunkamuraは、一体的に再開発します。再開発事業は東急、東急百貨店と、ルクセンブルグに本社を置くLCREという不動産開発会社の3社で行います。LCREは銀座の複合施設「GINZA SIX」などを手がけた実績があります。

東急本店
画像:東急百貨店

ハイエンドな商業施設に

跡地にどのような施設ができるかは未定ですが、東急では「日本を代表するワールドクラスクオリティの施設」を建設する方針です。そのため、東急百貨店本店がそのまま復活することはなさそうで、これまでの百貨店の業態と異なる、ハイエンドな商業施設になりそうです。

気になるのは、既存のテナントがどうなるかでしょう。とくに7階のMARUZEN&ジュンク堂書店は、渋谷で最大規模の書店だけあって、移転するのか、閉店してしまうのか、注目されそうです。

東急は渋谷駅周辺で、スクランブルスクエアの第二期工事も実施中。東急本店のテナントが、こうした渋谷の再開発全体で再配置されるといいのですが。

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