東急電鉄が、地下区間の携帯電話によるインターネット接続サービスの設備増強に着手しました。田園都市線渋谷~二子玉川間から着手し、この区間は2015年1月に完了予定だそうです。完成すれば、今よりは地下区間でのネット接続状況が改善するかもしれません。
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ラッシュ時の接続難は解消するか?
東急電鉄によりますと、同社は2009年に目黒線目黒~洗足間、2011年に田園都市線渋谷~二子玉川間、2013年に東横線渋谷~中目黒、東白楽~横浜間で携帯電話によるインターネット接続サービスの提供を開始しました。しかし、スマートフォンの普及等による通信需要の増大に伴い、各所でインターネットに接続しにくい状況が生じています。
実際に利用してみると、たとえば田園都市線渋谷駅でのネット接続状況は劣悪で、昼間はともかく、ラッシュ時はなかなか通じません。この状況の改善に踏み出す、ということで、利用者には歓迎できることでしょう。しかし、完成しても、あの人の多さですから、本当にサクサクつながるのか、は疑問が残りますが……。
目黒線や池上線でも設備増強
東急電鉄では、その他の地下区間でもインターネット接続の設備増強の工事を開始します。詳細は以下の通りです。
2015年3月までに増強完了予定のトンネル区間
田園都市線 渋谷~二子玉川間 (2015年1月ごろ完了予定)
東横線 反町駅、横浜駅 (2015年3月ごろ完了予定)
2015年4月以降に増強予定のトンネル区間
東横線 自由が丘~多摩川間、日吉駅
目黒線 目黒~洗足間、奥沢~多摩川間
田園都市線 つきみ野~中央林間間
池上線 戸越銀座~洗足池間
対象となる携帯電話会社
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ワイモバイル
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