東武鉄道は「SL大樹」に12系客車を導入します。改造により展望デッキのスペースも備えています。
広告
JR四国から譲受
東武鉄道が導入する車両は、かつてJR四国で活躍していた12系客車。ぶどう色の「オハテ12-1」と青色の「オハテ12-2」です。
車両はリニューアルを施します。窓は開閉可能な形とし、車両端には開放型の「展望デッキ」を設けました。SLの躍動感や空気感を肌で感じることができるようにしたものです。
車内はグループやファミリーに適したボックス席を配置し、大きなテーブルも備えています。
中間車両として
12系は中間車両として配置されます。展望デッキはありますが、最後尾のいわゆる「展望車」ではありません。
展望デッキの車両下部には、車外向けのスピーカーを設置し、メロディホーンが鳴動します。主に沿線のおもてなしに対して感謝を伝えるツールとして使用するそうです。
料金はこれまでのSL座席指定料金、DL座席指定料金ともに変更はありません。運行開始は11月4日から。東武トップツアーズの旅行商品では、10月17日、30日に先行披露をおこないます。
広告