JR渋谷駅の新南口改札が新駅舎に7月に移転します。新駅舎は渋谷ストリームとサクラステージに隣接する位置で、桜丘エリアは便利になりそうです。
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現新南口の北200メートル
JR東日本は渋谷駅の新南改札(新南口)を新駅舎に移転し、2024年7月21日から使用を開始すると発表しました。新駅舎は現在の新南口の北側200メートルで、渋谷ストリームと渋谷サクラステージの間。国道246号に接する位置です。
現在の山手線・埼京線ホームの南端上空に位置するので、新南改札から山手線・埼京線の両ホームへ直接アクセスができるようになります。
現在の新南改札は山手線・埼京線ホームから離れた位置にあり、直接つながっているのは埼京線ホームのみです。山手線ホームまでは5分程度歩く必要がありますが、新駅舎では、直接山手線ホームに降りられます。
賃貸オフィスも
新駅舎は鉄骨造6階建てで、延床面積は約5300平方メートル。3階には改札、券売機、トイレ、店舗、階段、エスカレーター、エレベーターを設置します。
1~2階はホーム・荷捌きスペース、4~6階は賃貸オフィスです。運営はJR東日本ビルディングがおこないます。オフィス部などは工事中で、7月に開業するのは鉄道駅構内部分のみです。オフィスや店舗の開業時期は未発表です。
桜丘からJRアクセスが改善
新たな新南口は2024年7月21日の初電から使用開始となり、現在の新南口は同日0時30分をもって閉鎖となります。
新しい新南口により、とくに246号線南の桜丘エリアからJR線へのアクセスが改善します。現在の新南口からは、線路沿いの通路が整備され、新しい新南口へ歩くことができます。(鎌倉淳)
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