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札沼線・医療大学~新十津川間、2020年5月7日廃止で正式決定

さよなら乗車に配慮

JR札沼線・北海道医療大学~新十津川間が、2020年5月7日に廃止されることが正式に決まりました。沿線4町とJR北海道が合意しました。

最終運行は5月6日

JR北海道と沿線4町長は、2018年12月20日に月形町で開かれた会合で、JR札沼線・北海道医療大学~新十津川間(47.6km)について、2020年5月7日に廃止することで合意しました。廃止とともに、バス転換後の交通確保や街づくりに、JR北海道が計18億1600万円を支援するとの覚書に調印しました。

同社はこれを受けて、21日にも札沼線の部分廃止を国土交通省に届け出ます。最終運行は2020年5月6日です。大型連休後の廃止とすることで、鉄道ファンの「さよなら乗車」に配慮する形となりました。

札沼線

医療大学駅に乗り換えターミナル

JR北海道の4町に対する支援の内訳は、鉄道廃止による代替交通確保にかかる自治体負担の20年間分として14億8600万円、廃止後の沿線の街づくりへの支援に3億3000万円です。鉄道や関連設備の土地は、自治体に無償譲渡します。

北海道医療大学駅には、鉄道とバスの乗り換えターミナルを設けて利便性を向上させます。バスの運転本数も、鉄道よりは増える見込みです。

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「単独で維持困難」2路線目

北海道医療大学~新十津川間の2017年度の輸送密度は57人と、道内で最低水準。営業費用3億2900万円に対して収入は1500万円にとどまりました。こうした状況を受け、廃止に抵抗を示していた自治体も、2018年夏頃から受け入れ姿勢を示しはじめ、10月に廃止受け入れを正式に決めていました。

JR北海道が2016年に公表した「単独では維持困難な路線」10路線13区間のうち、廃止が決まったのは、石勝線夕張支線・新夕張~夕張間(16.1km)に続き2区間目です。複数の自治体にまたがる区間の廃止は初めてです。