ホームドアを設置
都市間バスは日常利用が少なく、初めて使う利用者が多いという特徴があるため、新バスターミナルでは利用者にわかりやすい配置を検討します。
事業計画では、参考例として福岡天神バスターミナルをあげており、同じ方面であればおおむね同じ乗り場で乗車できるようにします。
車路と乗降場を空間的に分ける「ホームドア」も設けます。これにより、特に冬季は温かい室内で待つことができるようになります。車イスやベビーカー利用者が使いやすいような、広い通路幅も確保します。
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広い待合空間を整備
2階部分には、広い待合空間を整備します。サイネージによる運行情報の提供など、情報発信機能も整えます。
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チケットカウンターを集約
現在はバス会社によって別れているチケットカウンターは集約します。バス発着状況などは運行管理室で管制します。
飲食スペースや手荷物預かり、トイレ、授乳室など、旅客の利便性向上に資する施設を整備するほか、北海道の魅力発信につながる機能も検討します。
現在の札幌駅前バスターミナルに比べると、旅客にとって快適性が大きく向上しそうです。
【次ページ】運行系統はどうなる?
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