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小田急電鉄はこう変わる! 新型車両5000系を導入。2019年設備投資計画

小田急ミュージアムの建設もすすむ

小田急電鉄が2019年度の設備投資計画を公表しました。新型通勤車両5000系の投入が目玉です。

サービス向上と安全対策に重点

小田急電鉄が公表した2019年度の鉄道事業設備投資額は327億円。2018年3月に複々線が開業したことで輸送力増強への投資は一段落となり、今年度はサービス向上と安全対策の強化に重点が置かれます。

目玉は新型通勤車両5000系の投入。2020年度までに10両6編成の合計60両を導入する計画で、2019年度に10両1編成の営業運転を開始します。小田急の新型通勤車両の導入は2007年の4000形導入以来12年ぶりです。

小田急5000形
画像:小田急プレスリリース

5000形の外観は現在と同じく青が基調で、車両先頭部はスピード感を演出する流線型です。

画像を見る限り貫通扉がないので、地下鉄には乗り入れない地上線専用車とみられます。代々木八幡駅のホーム延伸により、新宿口の10両化が完成したためか、10両編成のみの導入となりました。

更新対象は?

車内のシートは鮮やかなオレンジ色。幅広車体を採用し、車両間の仕切りや荷棚を大型ガラスにすることで、混雑を感じさせない開放感のあるデザインとしました。

各車両に4台ずつ防犯カメラを設置。小田急の通勤車両としては初めてです。各車両に1箇所の車椅子スペースを設け、編成定員は先頭車144名、中間車155名の計1528名。4000形に較べて、中間車両の定員が2名増えています。

小田急5000形車内
画像:小田急プレスリリース

5000形投入の置き換えとなる車両は明らかにされていませんが、8000形の一部か、1000形ワイドドア車が対象になりそうです。

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EXEもリニューアル

このほか、2019年度の車両設備投資として、特急ロマンスカーEXE30000形も1編成リニューアルし、EXEαとします。

小田急EXEα
画像:小田急プレスリリース

通勤車両では、1000形2編成をリニューアルし、車いすスペース、車内LCD表示器、自動放送装置を設置。制御装置の更新や車内照明のLED化もおこないます。

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駅改良工事

駅の改良工事もすすめあす。

参宮橋駅では駅舎改良工事をすすめます。『木と緑に溶け込む「杜」の玄関口』をコンセプトに、駅舎の外装を一新。駅前空間を拡大し、トイレを全面リニューアルします。

小田急参宮橋駅
画像:小田急プレスリリース

下北沢駅の工事も続き、2019年度は駅商業施設や通路部の整備を進めます。向ヶ丘遊園駅では、2019年4月1日に南口駅舎と駅構内の跨線橋をリニューアル。今後は、開業当時から残る北口駅舎を改修し、原型を保存しながら外装を一新します。

片瀬江ノ島駅では、本格的な竜宮造りの駅舎建設工事に着手します。駅舎完成は2020年5月の予定です。

小田急片瀬江ノ島駅
画像:小田急プレスリリース

ホームドアの設置予定

ホームドアの設置も進めます。2019年度には、代々木上原駅の1、4番ホーム、東北沢駅、世田谷代田駅、梅ヶ丘駅にホームドアを設置します。下北沢駅の地下2階ホームは2020年度の設置予定です。

小田急ホームドア
画像:小田急プレスリリース

そのほか、2022年度までに、新宿、登戸、新百合ヶ丘、町田、相模大野、海老名、本厚木、大和の各駅でホームドアを設置します。

小田急線海老名駅の隣接地で、「ロマンスカーミュージアム」の建設工事も進めます。

小田急ロマンスカーミュージアム
画像:小田急プレスリリース
「“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」をコンセプトとした新施設で、2021年春の開業を予定しています。(鎌倉淳)