池袋駅と成田空港を結ぶ格安バス「成田シャトル池袋」が8月1日にダイヤ改正を実施します。増便により、主要時間帯でほぼ1時間間隔での運行となります。
ほぼ1時間間隔に
「成田シャトル池袋」は、池袋駅と成田空港を結ぶ格安バスです。価格は片道1,900円。出発24時間前までのウェブ購入で1,500円になります。WILLER EXPRESS、京成バス、国際興業、東京空港交通の4社共同運行です。
2022年8月1日に運行を開始し、現在は池袋発8便、成田発10便の合計18便が運行されています。2023年8月1日のダイヤ改正で、池袋発2便、成田空港発3便を増やし、合計23便とします。
新たな時刻表では、運行間隔を1時間サイクルに均等化します。池袋駅発・成田空港発ともに、出発時刻がパターン化されてわかりやすくなります。
「成田シャトル池袋」時刻表
2023年8月1日以降の、「成田シャトル池袋」の時刻表は以下の通りです。
池袋発が、だいたい毎時15分発、成田空港第3ターミナル発が、だいたい毎時30分発です。
成田空港では、上下便とも「第3→第2→第1」ターミナルの順に停まっていきます。
所要時間は便により差があり、池袋~成田空港第1ターミナル間が1時間30分~2時間です。日中の標準的な所要時間は1時間50分となっています。
10分前まで購入可能に
予約は、WILLER TRAVELのウェブサイトで受け付けています。ウェブ決済の場合、これまでは20分前が予約締め切りでしたが、8月1日からは10分前まで購入できるようになります。
空席がある場合、車内でもチケットを購入できます。
成田空港発で9時台~21時台の便を利用する場合、成田空港のバスチケットカウンターが営業しているので、カウンターでも乗車券を販売しています。この時間帯の成田発は、バス車内でのチケット購入はできません。
キャンセルリスクなし
価格は24時間前までの「早得プラン」が片道1,500円(席数限定)、通常価格が同1,900円(小児半額)で変更ありません。
また、「成田シャトル池袋線」では、飛行機の到着遅れなどにより予約した便に乗車できない場合でも、出発時刻を過ぎると自動で予約がキャンセルされ、手数料無料で全額払い戻しとなります。キャンセル料リスクがないのは大きなメリットです。
バスはいずれも4列シートです。運行会社により、車内にUSB電源やWi-Fiを備えた車両で運行される場合もあります。(鎌倉淳)