平成筑豊鉄道に観光列車「里山列車紀行ひとつ星」が登場します。JTB九州が運行する団体専用列車で、同社ツアーにより乗車できます。
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地酒飲み放題
「里山列車紀行ひとつ星」は、2018年1月から3月にかけて運転されます。田川伊田駅発着で、田川地域をめぐります。コースは風治八幡宮を参拝したのち、列車で田川伊田から油須原、直方まで行き、金田から田川伊田に戻る行程です。
所要時間は3時間半。定員は39人で1月13日から3月3日までの毎週土曜日に1日1便運行されます。料金は大人5,980円です。
車中では地酒が飲み放題で、地元食材をフレンチシェフがアレンジしたオリジナル弁当も味わえます。車内でのワゴンサービスや、停車駅のホームで、地元の特産品の試食・販売も行われます。
「へいちく浪漫号」を使用
使用車両は、同社の新型レトロ調車両500型「へいちく浪漫号」。2008年に沿線自治体などの支援により導入されたものです。
ミニテーブルのある転換クロスシート車で、テレビ・カラオケなどのAV装置付き。床や手すりを木目調で仕上げた豪華な雰囲気のある車両です。
JTBでは、「ひとつ星」について「北極星」を意味するとし、「かつて道しるべであった北極星のように、筑豊・京築地域の住民に対してこれからの地域の観光のあり方、方向性を示す存在になることを目指します」としています。
各地に誕生している観光列車に比べて、内容的に抜きんでている列車ではなさそうですが、ネーミングがいいですね。
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