東京メトロ銀座線の渋谷駅の新ホームが、2020年1月3日に供用開始となります。直前の年末年始6日間は、線路移設工事のため、渋谷~表参道間などが運休となります。
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明治通り上空へ
東京メトロでは、銀座線渋谷駅のホーム移設工事を進めています。現在の渋谷駅はJR山手線の上空にありますが、これを明治通りの上空に移設します。現駅より、渋谷ヒカリエがある表参道方向へ、約130m動かすわけです。
新駅は2面2線の島式ホームで、乗車用と降車用の区別がなくなります。この新駅の供用開始が、2020年1月3日と発表されました。2020年度内には、ホームドアも設置されます。
渋谷~表参道間など運休
現在の営業線の途中に島式ホームを設置することになることから、東京メトロでは、これまでも線路の切り換え工事を進めてきました。2016年11月には、渋谷・浅草両方面の線路を南側へ移し、2018年5月には、浅草方面の線路を北側へ、渋谷方面の線路を南側へ移しています。
そして新ホーム供用直前となる2019年~2020年の年末年始には、3回目の線路切換え工事が実施されます。今回の工事では、両方面の線路がさらに南北へ広がり、これまでの線路上に新ホームを設置します。
工事日は2019年12月28日~2020年1月2日の6日間で、銀座線渋谷~表参道間と、青山一丁目~溜池山王間が終日運休。銀座線は、表参道~青山一丁目間と溜池山王~浅草間での折返し運行となります。
各線への振替輸送が実施され、並行するメトロ半蔵門線では、半蔵門発押上げ行き始発を、渋谷4時58分発押上行きに変更します。また、表参道0時36分発渋谷行きも運行します。
年末年始に新橋方面から渋谷へ向かう場合などは、要注意です。
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