ブラジルが日本人対象の電子ビザ制度を開始しました。日本人は、オンラインでeVisaを申請・入手することが可能となり、90日間の滞在が許可されます。
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2011年1月より日本人にも適用
ブラジルは入国にビザが必要な国で、旅行者はこれまで、領事館や大使館を通じて観光ビザを取得してきました。
このビザ取得が若干面倒で、往復の航空券の予約確認書のほか、銀行の残高証明書(または通帳原本)が必要。申請と受け取りで2度、領事館・大使館に行かなければなりません。
しかし、ブラジルは2017年11月に、オーストラリア国民向けに初めてeVisaを開始。2018年1月には日本人にも適用となりました。これにより、手続きが大幅に簡素化され、領事館へ赴く必要もなくなりました。
最大5営業日で処理
認可されたブラジルのeVisaは2年連続で有効で、年間90日間の滞在が許可されます。申請には有効なパスポート、Eメールアドレス、ビザ代を支払うためのデビットカードまたはクレジットカードが必要です。
ブラジルeVisaの処理は最大5営業日でおこなわれます。eVisaが承認されると、申請書に記載されたEメールアドレスにPDF形式で送信されます。
旅行者はこのPDFをプリントアウトし、ブラジル到着時にイミグレーションで提示すれば入国できるというわけです。
ブラジルのビザ申請者は、日本、オーストラリア、カナダ、アメリカの4カ国で全体の 60 %を占めています。この電子ビザシステムは、この4カ国の旅行者向けに運用されるということです。
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