札幌と新千歳空港を結ぶ空港連絡バス「札幌都心線」が、12月11日から再編されます。すすきの発の空港直行便を新設するほか、中島公園地区の運行便数を5倍に増やします。複雑だった運行経路も整理し、全体では1日10便の増便となります。
すすきの発の直行便
北海道中央バスと北都交通は、2026年12月11日にダイヤ改正をすると発表しました。
ダイヤ改正では、新千歳空港連絡バス「札幌都心線」を再編します。すすきの発の空港直行便を新設するほか、札幌都心部の巡回経路を見直し、運行系統を3つに整理します。

すすきの発直行便を新設
新設する「すすきの発空港ダイレクト」は、すすきのから札幌南ICを経由して新千歳空港へ向かう路線です。札幌都心部のほかの停留所を経由せず、予定所要時間は1時間2分。従来の経路より6分短縮します。
空港行きのみの運行で、1日11便を設定します。始発はすすきの5:20→新千歳空港6:22で、その後は6:00発から10:30発まで30分間隔で運行します。途中、輪厚と恵庭では乗車、南千歳駅では降車を扱います。
新路線は通年運行します。これまで冬季の繁忙期には、すすきので満席となり、途中の停留所から乗車できないケースがありました。直行便の設定によって、こうした乗り残しの解消を図るほか、国道36号沿線の混雑緩和も見込んでいます。

札幌都心線を3系統に
今回の再編では、既存の札幌都心線を「札幌駅前・すすきの」「札幌都心ホテル回り」の2系統に整理し、新設の「すすきの発空港ダイレクト」と合わせて3系統とします。
「札幌駅前・すすきの」は、札幌駅前からすすきのを経由し、国道36号、北広島ICを通って新千歳空港を結びます。地元の生活利用やビジネス利用を主な対象とする路線で、札幌発68便、空港発72便の計140便を運行します。北都交通が運行する一部便は、ANAクラウンプラザホテル札幌を始発とします。
「札幌都心ホテル回り」は、京王プラザホテル札幌、札幌プリンスホテル付近、中島公園などを経由し、国道36号、北広島ICを通って新千歳空港を結びます。観光客を主な対象とする路線で、札幌発9便、空港発11便の計20便を運行します。
ホテル回り路線の新設により、中島公園地区の運行便数は従来の4便から20便へ、5倍に増加します。ホテルの建設が続く同地区への輸送力を強化します。
従来の札幌都心線では、主要ホテルを細かく巡回するため所要時間が長く、往復で運行経路が大きく異なるという課題がありました。今回の再編では、巡回経路を簡素化し、往復の運行経路もできるだけ統一します。

全体で10便増便
再編後の札幌都心線は、北海道中央バスと北都交通を合わせて、現行の1日161便から171便へ10便増加します。札幌発は88便、空港発は83便となり、それぞれ5便ずつ増えます。
新設する直行便11便を含めた再編で、運行経路の効率化によって既存系統の便数を調整します。北海道中央バスは、今回の計画で車両数や乗務員数は変更しないとしています。

運賃は据え置きます。大人片道で、札幌都心部~月寒東1条19丁目と新千歳空港の間は1,500円、清田団地入口~三井アウトレットパーク入口と新千歳空港の間は1,400円です。新設のすすきの発空港ダイレクトも、大人片道1,500円で利用できます。
























