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山陰特急から自由席が消える。「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」全席指定席化へ

「やくも」に続き

JR西日本が、山陰地区を走る特急「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」の自由席を2027年春に廃止し、全席指定席化すると発表しました。2024年に全席指定席となった「やくも」に続き、山陰特急から自由席が姿を消すことになります。あわせて、前日・当日に予約できる「トク特チケットレス」は2026年9月から設定区間を拡大します。

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自由席を廃止し全席指定席へ

JR西日本は、特急「スーパーまつかぜ」と「スーパーおき」を2027年春から全席指定席として運転すると発表しました。「スーパーまつかぜ」は鳥取~益田間、「スーパーおき」は鳥取~新山口間の全区間が対象です。

現在は2号車(一部列車は2~4号車)が自由席ですが、2027年春からは全車指定席に変更し、自由席は廃止されます。実施日は今後あらためて発表される予定です。

JR西日本は、自由席利用者がホームで長時間並ぶケースがあることを踏まえ、スマートフォンなどで事前に座席指定ができる環境を整えることで、駅での待ち時間を減らし、利便性の向上を図るとしています。

キハ187スーパーまつかぜ

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「トク特チケットレス」は9月から区間拡大

全席指定席化に先立ち、2026年9月1日発売分から「トク特チケットレス」の内容を見直します。

「トク特チケットレス」は利用日の前日・当日に、JR西日本ネット予約「e5489」で購入できます。

新たな価格体系は、50kmまで550円、100kmまで900円、150kmまで1,250円です。

これまで設定区間の価格は300円、500円、700円でしたが、9月から価格体系を見直すとともに、鳥取~益田間で「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」が利用できる区間を拡大します。

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自由席向け定期券「パスカル」も終了

自由席の廃止に伴い、「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」の自由席を利用できる特急定期券「パスカル」は発売を終了します。

発売終了時期は有効期間によって異なり、6か月定期は2026年9月1日有効開始分、3か月定期は2026年12月1日有効開始分、1か月定期は2027年2月1日有効開始分が最後となります。

また、「パスカル用回数指定席券(山陰地区)」も2026年12月1日をもって発売を終了します。

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価格はほぼ据え置き

「パスカル」の代替となる定額制商品は現時点で発表されておらず、利用者は、乗車の都度、指定席を予約・購入しなければならなくなります。

50kmまでの区間の場合、「パスカル」の特急券相当額は現行で1ヶ月23,070円ですので、「トク特チケットレス」が毎回550円になるならば、月42回乗車なら値上げ、41回乗車なら値下げとなります。

祝日や盆正月休みなどを考慮すると、週休2日制の月平均の出勤回数は月20~21日間程度(40~42回乗車)なので、ほぼ据え置きとなる価格設定にしたようです。ただ、毎日購入しなければならないのは手間でしょう。

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山陰特急から自由席が消える

JR西日本では2024年、新型車両273系の導入に合わせて特急「やくも」を全席指定席化しました。

今回はこれに続き、「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」でも自由席を廃止します。これにより、JR西日本が運行する山陰地区の特急列車は、すべて全席指定席となります。

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旅行総合研究所タビリス代表。旅行ブロガー。旅に関するテーマ全般を、事業者側ではなく旅行者側の視点で取材。著書に『鉄道未来年表』(河出書房新社)、『大人のための 青春18きっぷ 観光列車の旅』(河出書房新社)、『死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡』(洋泉社)など。雑誌寄稿多数。連載に「テツ旅、バス旅」(観光経済新聞)。テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ルート検証動画にも出演。