国立西洋美術館で開催予定の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」(東京展)の開幕日が6月18日に決まりました。事前予約制で、13日よりチケット販売を開始します。当日券はありませんので要注意です。
6月18日開幕
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」(東京展)は、国立西洋美術館で当初2020年3月3日~6月14日の日程で予定されていました。ところが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2月29日から西洋美術館が休館。「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」も延期となっていました。
政府の緊急事態宣言が解除されたことなどから、新たに会期を設定しなおし、2020年6月18日(木)~10月18日(日)となりました。丸4ヶ月間となり、旧会期より半月あまり長くなっています。
日時指定制を導入
新型コロナウイルス感染症が完全収束していないことから、日時指定制による入場制度を導入します。同展に入場するには、入場日時を指定した入場券または、すでに販売済の前売券や招待券が必要です。国立西洋美術館では入場券を販売しません。当日券はありませんので、注意が必要です。
6月18日(木)〜6月21日(日)の4日間は、「前売券・招待券限定入場期間」とし、前売券および招待券を持っている場合と、無料観覧対象者のみ入場が可能です。これについては後述します。日時指定による入場は6月23日(火)入場分からとなります。
6月13日発売開始
日時指定入場券は、6月13日(土)から順次、スマチケ・読売新聞オンラインチケットストア・イープラス・ファミリーマート店頭Famiポートのみで販売します。販売数は明らかにされていませんが、前評判の高い特別展ですので、売り切れる可能性は高いでしょう。ご興味のある方はお早めに。価格は一般1,700円、大学生1,100円、高校生700円です。
販売スケジュールは以下の通りです。2週間ごと、土曜日の正午発売です。
日時指定入場券販売日程
6月23日~7月5日入場=6月13日発売
7月7日~7月19日入場=6月27日発売
7月21日~8月2日入場=7月11日発売
8月4日~8月16日入場=7月25日発売
8月18日~8月30日入場=8月8日発売
9月1日~9月13日入場=8月22日発売
9月15日~9月27日入場=9月5日発売
9月29日~10月18日入場=9月19日発売
入場時間区分は以下の通りです。
入場時間区分
①9:30~10:00、②10:00~10:30、③10:30~11:00、④11:00~11:30、⑤11:30~12:00、⑥12:00~12:30、⑦12:30~13:00、⑧13:00~13:30、⑨13:30~14:00、⑩14:00~14:30、⑪14:30~15:00、⑫15:00~15:30、⑬15:30~16:00、⑭16:00~16:30、⑮16:30~17:00
上記の時間は「入場時間」であり、入れ替え制ではありません。
前売券・招待券を持っている場合
前述したように、すでに前売券や招待券を持っている場合は、6月18日〜6月21日の4日間に入場できます。
この期間中は入場整理券による入場制限を実施し、日時指定券の販売はありません。入場整理券は各日閉館時刻の30分前、もしくは当日の入場整理券配布上限数に達した時点で配布を終了します。
6月23日入場分以降は、「前売券・招待券用 日時指定券」(一般200円、大学生・高校生100円)を販売します。これを購入のうえ、前売券・招待券などとあわせて提示すれば指定時間内に入場できます。販売方法は、上記日時指定入場券と同じです。
前売券・招待券などを持っている場合は、当日先着順での入場(整理券配布)もできますが、入場人数の上限に達した場合は入場できない場合があります。
中学生以下は無料で、日時指定入場券、日時指定券を持参の付添者がいる場合は、同じ入場時間に、一緒に入場できます。それ以外の場合は、当日先着順での入場となります。そのほか、割引引換券、相互割引企画など各種当日券割引企画は、すべて中止となります。
大阪会場は11月に
大阪会場は、2020年11月3日(火・祝)~2021年1月31日(日)の日程に変更されています。こちらは、当初予定より日程がやや短縮されています。
場所は国立国際美術館(大阪・中之島)で変更ありません。大阪会場の入場方法の詳細は未定で、入場券は9月販売再開の予定です。