「アメリカ横断ウルトラクイズ」第7回大会がCSで再放送されます。ウルトラクイズのCS再放送は、第12回、第13回、第11回に次いで4度目です。オンエアするのは「ファミリー劇場」で、2016年7月に放送されます。
初めて1万人を突破した大会
ウルトラクイズのCS再放送は、2014年6月の「第12回大会」が初めてで、続いて「第13回大会」が2015年1月から2月に、「第11回大会」が2015年7月に放送されました。今回はそれに続いて4度目です。詳細な放送日は、現段階ではファミリー劇場ホームページには記載されていません。
「第7回」の日本テレビ系列での初放送は1983年。ウルトラクイズの知名度が急速に上がってきて、初めて参加者が1万人を突破した年です。4週放送分の平均視聴率は34.5%、4週目では38.5%を記録し、ウルトラクイズの歴代最高視聴率となった傑作です。
番組内容は濃く、Wikipediaによりますと福留功アナウンサーが「歴代ベスト」と称した大会とあります。筆者は内容をはっきり覚えていないのですが、この頃のウルトラクイズは本当に面白かったことだけは記憶しています。
ルートはグアム、ハワイからカナダのバンクーバーに上陸。ジャスパー、デスバレー、ナイアガラなどのチェックポイントを経由します。ジャスパーとかデスバレーとか、ウルトラクイズで初めて知った地名で、いつか行ってみたいなあ、と憧れていたものです。そう、1983年当時は、アメリカ旅行なんて憧れだったんですよ!
新しいクイズ番組も
この再放送に合わせる形で、ファミリー劇場では新しいクイズ番組を立ち上げるようです。「ノックアウト<KNOCK OUT>~競技クイズ日本一決定戦~」と題するこの番組、ホームページでは以下のように告知されています。
「常人が理解できない問題を、理解できない速度で押す、異次元のクイズ。まさにクイズの格闘技! この企画は、そんなクイズというジャンルに人生を賭け、高みを目指す、現役クイズプレイヤー達を集結させ『今、誰が最強なのか?』という、シンプルかつクイズファンが最も知りたい疑問に答えを出す最強の大会。」
21世紀版「ウルトラクイズ」を目指そうという意気込みすら感じさせる触れ込みです。この決勝が予選会が2016年6月18日に開催され、ペーパークイズと早押しクイズを勝ち抜いた6名が7月30日の決勝大会に進むそうです。
予選会のエントリーは受付中なので、気になる方はファミリー劇場ホームページへどうぞ。(鎌倉淳)