JR東日本は、2月13日の福島県沖地震によって東北新幹線が被災したことに対応し、常磐線特急「ひたち」や羽越線特急「いなほ」を臨時で延長運転します。
復旧まで10日程度
東北新幹線は、新白河~古川間において、土木構造物の損傷や電柱の折損・傾斜などの被害が確認されています。2月15日現在、那須塩原~盛岡間で運転を見合わせていて、復旧まで10日程度かかるとみています。
山形新幹線は、福島~新庄間で運転本数を削減して運行します。秋田新幹線は、盛岡~秋田間で運転本数を削減して運行します。
「ひたち」「いなほ」を延長
在来線については、2月15日から全線で運転を再開する予定です。東北新幹線の全線復旧まで、常磐線特急「ひたち」と羽越線特急「いなほ」で臨時列車を運転します。具体的には、「ひたち」の一部列車を仙台まで延長し、羽越線特急「いなほ」も一部列車を秋田まで延長します。
■仙台まで延長する特急「ひたち」
・特急「ひたち9号」
(品川10:45→いわき13:18→原ノ町14:20→相馬14:37→岩沼15:21→仙台15:42)
・特急「ひたち25号」
(品川18:45→いわき21:19→原ノ町22:20→相馬22:38→岩沼23:23→仙台23:29)
・特急「ひたち8号」*2/16より
(仙台06:48→岩沼07:13→相馬07:51→原ノ町08:07→いわき09:20→品川11:51)
・特急「ひたち22号」
(仙台13:57→岩沼14:22→相馬14:59→原ノ町15:15→いわき16:20→品川18:52)
※通常はいわき発着のところ、仙台まで延長運転。いわき~仙台間は快速列車で全車自由席。
■秋田まで延長する特急「いなほ」
・「いなほ11号」(新潟18:58発)
※通常は酒田行きのところ、秋田まで延長運転。
いずれも、運行計画は変わる可能性もあります。あらかじめご了承ください。