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東北・上越新幹線で終電を一部繰り上げ。2026年春ダイヤ改正、保守時間を確保

東京~盛岡、大宮~越後湯沢

JR東日本は2026年春のダイヤ改正で、東北・上越新幹線の終電時刻を20分ほど繰り上げます。早めた時間を活用し、夜間の保守作業時間を確保します。

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東京~盛岡、大宮~越後湯沢

JR東日本は、2026年春のダイヤ改正で、東北新幹線と上越新幹線の一部区間で終電時間を20分ほど繰り上げると発表しました。

終電を繰り上げるのは、東北新幹線の東京~盛岡間と上越新幹線の大宮~越後湯沢間の下り列車です。

現在の終電は、東北新幹線の東京発那須塩原行きが22時44分、仙台行きが21時44分、盛岡行きが20時20分。上越新幹線は越後湯沢駅行きが22時28分です。26年春から、これらの終電を、それぞれ10~20分早めます。

詳細な終電時刻は未発表です。また、繰り上げにあわせて、終電前の臨時列車を設定し、利用状況に応じた輸送力を確保します。

なお、上り列車に変更はありません。

E5系

保守作業時間の確保

終電繰り上げは、保守作業時間の確保を目的としたものです。JR東日本では、終電時刻の繰り上げによって、設備のリニューアル工事や地震対策工事などを推進するとしています。

JR東日本は、2024年春に、上越新幹線大宮~高崎間と越後湯沢~新潟間で、終電時刻を20分繰り上げました。これにより、1日の工事量が増え、同区間での施工効率は約10パーセント向上しました。

この2区間については、2026年春のダイヤ改正で繰り上げ済みですので、2026年春改正で終電時刻に変更はありません。

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