「天空の城」竹田城へはラッピング車両で行こう。JR西日本が観光列車の内装を一新して運行

「天空の城」として知られる兵庫県の竹田城への連絡列車の内装が一新されることになりました。2014年に登場したキハ40のラッピング車両「天空の城 竹田城跡号」で、2015年はシートなどがリニューアルされて運行されます。

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キハ40にソファも設置

「天空の城 竹田城跡号」は、和田山~竹田~寺前間を運行する普通列車です。和田山で大阪発着の特急「こうのとり」に接続し、和田山~竹田間の連絡輸送を担います。運転開始は2014年3月で、キハ40のラッピング車両が単行で運用されています。

2015年の運行では、外装のラッピングは昨年と変わらず、雲海に浮かぶ石垣の写真を施しています。内装は床を木目調にし、テーブルの付いた3人掛けの座席や、4人掛けのソファを配置。眺望のいい観光列車となりました。座席は全て自由席です。

天空の城竹田城号天空の城竹田城号画像:JR西日本

寺前まで運行

運転日は2015年3月20日から6月30日の間の毎日となっていますが、12月10日まで継続運転される予定です。

運転時刻は、上りが和田山10時26分発~竹田10時33分着~寺前11時28分着、下りが寺前14時05分発~竹田14時48分発~和田山14時58分着。下りは特急「こうのとり1号」に接続し、上りは「こうのとり18号」に接続します。大阪~竹田間の所要時間は約2時間半です。

和田山からの接続利用の場合、和田山~竹田間の乗車時間は7~8分にすぎませんが、列車は寺前まで運転しますので、乗り続ければ1時間程度の旅もできます。

このほか、特急「はまかぜ」の一部も毎日、竹田駅に停車します。

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