USJの新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」まとめ。マリオカートが最新鋭技術のライドになる?

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、マリオなど人気キャラクターが登場する新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を2020年夏までにオープンします。世界で初めて「スーパーマリオの世界」がテーマパークに誕生するわけですが、現在わかっていることをまとめてみましょう。

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USJ、任天堂の公式発表まとめ

「スーパー・ニンテンドー・ワールド」について、任天堂が公式に発表した内容はそれほど多くありません。箇条書きにしてみます。

・パーク敷地内の駐車場と、拡張用地として確保してあった場所に建設する。
・エリアのテーマは、任天堂の人気キャラクターやゲームの世界観を再現したものになる。
・ライドアトラクション、インタラクティブ・エリア、ショップ、レストランで構成される。
・構造物は二層構造。
・ライドアトラクションは「最新鋭技術を活用した世界初ライド」となる。
・任天堂ゲームの世界を、五感を使って1日中楽しめる内容。
・世界的大ヒットの任天堂キャラクターが多数集結。
・投資額は500億円で、2014年に開設した映画「ハリー・ポッター」エリア(約450億円)を超える。
・任天堂ゲームの世界観を再現したテーマパークは、大阪、オーランド、ハリウッドの3カ所で展開され、大阪(USJ)が世界初。
・2020年の東京オリンピック前のオープン。

スーパーニンテンドーワールド

主役はやっぱり「スーパーマリオ」か

発表されている内容と、各社報道を交えて、もう少し詳細を予測してみましょう。

まず場所ですが、駐車場用地とのことなので、パーク北側、「ハリーポッターエリア」に隣接する位置とみられます。ただ、正面ゲート横、ホンダのユニバーサルスタジオ納車センターにも業務用の駐車場がありますので、この位置となる可能性もありそうです。

エリアの内容は、任天堂の人気キャラクターやゲームの世界観を活かしたものとされます。これまでの報道から、中心になるのは、「スーパーマリオ」シリーズとみられます。

それに加えて「世界的大ヒットの任天堂キャラクターが多数集結」するとしており、「ゼルダの伝説」や「ポケットモンスター」のキャラクターも登場しそうです。イメージ画像には「ピーチ城」と「クッパ城」らしきものが描かれています。

ライド・アトラクションは「最新鋭技術を活用した世界初ライド」になることを予告しています。具体的な内容は明らかにされていませんが、任天堂のライドといえば「マリオカート」が真っ先に思い浮かぶので、「マリオカートにまつわるライド・アトラクションができるのでは?」という推測が多いようです。

世界3ヵ所で展開へ

任天堂のテーマパークは、大阪のUSJのほか、アメリカ・フロリダ州の「ユニバーサル・オーランド・リゾート」と、カリフォルニア州の「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」の2カ所でも建設される予定です。

USJの任天堂エリアは世界に先駆けて開設されますので、日本のみならず、海外からの集客も期待しているとのこと。2020年オープンとなると、あと3年あまり。日本人にも、外国人にも楽しめる、「大阪ならでは」の新エリアになることを期待しましょう。(鎌倉淳)

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