相鉄が東急線直通用として、新たに21000系を投入します。4編成32両ですが、これまで投入されてきた20000系と違うのでしょうか?
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2021年度設備投資計画
相鉄が2021年度の鉄道・バスの設備投資計画を発表しました。そのなかで、2021年度中に、新型車両「21000系」を4編成32両導入することを明らかにしました。21000系は、未発表の新型車両で、相鉄・東急直通線用として投入されます。
相鉄・東急直通線用としては、これまで「20000系」が10連で7編成が投入されてきました。新年度では、新たな系列として「21000系」を投入するということです。
20000系と違うのか?
ここで疑問になるのは、21000系と20000系は違うのか?という点でしょう。
相鉄は、過去の決算説明会資料で、「20000系」について、10連7編成と8連9編成の計16編成142両を導入することを明らかにしています。このうち10連7編成については、2020年度までに導入済みです。残る8連9編成72両について、中間決算説明会資料では、2021年度(2022年3月期)以降に投入するとしています。
しかし、2021年度設備投資計画には、20000系の投入計画は書かれておらず、新造車両としては21000系の4編成のみが記載されました。
すなわち、2021年度に投入される21000系8連4編成が、これまで計画されていた20000系の追加投入分に相当するとみられます。となると、21000系は、20000系とほぼ同じ車両の8両編成版、ということになりそうです。
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