「えきねっとアプリ」の新幹線eチケット対応が延期。サービス開始に間に合わず

モバイルSuica特急券は予定通り廃止

「えきねっとアプリ」の新幹線eチケットサービス対応の延期が発表されました。新幹線eチケットサービスは、3月14日に開始しています。

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3月14日サービス開始

JR東日本、JR北海道、JR西日本の3社は、新しい新幹線IC乗車サービス「新幹線eチケットサービス」を2020年3月14日から開始しました。このサービスにより、インターネット上で新幹線チケットを予約後、手持ちの交通系ICカードを新幹線自動改札機にタッチすることで、東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線に乗車できるようになりました。

ところが、スマホで新幹線eチケットサービスを利用するためのアプリが用意されていません。JR東日本は、2020年3月中旬以降に「えきねっとアプリ」を新幹線eチケットサービスへ対応させるとしていましたが、サービス開始の3月14日当日になって、これを延期するとえきねっとなどで告知しました。

JR東日本は、新幹線eチケットを利用する場合、アプリが対応するまでえきねっとWEBサイトの利用を求めています。対応時期は決まり次第改めて知らせるとしています。

新幹線eチケット延期
画像:えきねっとより

モバイルSuica特急券廃止は予定通り

JR東日本は、延期の理由については告知していません。えきねっと公式ツイッターでの告知が3月14日12時05分となっていて、ぎりぎりで深刻な問題が生じて対応を断念したようにも感じられますが、想像の域を出ません。

一方、これまで多くの新幹線利用者に愛用されてきた「モバイルSuica特急券」は3月13日を以て予定通り廃止されています。

JR東海・西日本の新幹線チケットレスサービスの「スマートEX」は、スマホアプリの使い勝手が良く、利用しやすさにつながっています。アプリはチケットレスサービスの大きなポイントです。

モバイルSuica特急券を廃止して新幹線eチケットに移行しただけに、えきねっとアプリ対応が新幹線eチケットのサービス提供に間に合わなかったのは、きわめて残念というほかありません。

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