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【東京～名古屋】新幹線の格安チケット全リスト2026年版。料金、最安値が一目でわかる！

EX早特、ぷらっとこだま、株主優待から学割まで

2025年12月27日

東京～名古屋間のJR東海道新幹線の格安チケットを、一覧表のリストにして解説します。「のぞみ」普通車指定席利用の場合、運賃・料金の定価は11,300円ですが、格安チケットを使えばもっと安く利用できます。料金、最安値が一目でわかります。

東京～名古屋の新幹線の格安チケット

最初に、東海道新幹線の東京～名古屋間の定価と格安チケット、割引きっぷを、リストにしてまとめました。詳細は、記事の後半でご説明していきます。

東京～名古屋の新幹線格安チケット価格比較（通常期）
きっぷ	価格
指定席通常価格（のぞみ）	11,300円
指定席通常価格（ひかり・こだま）	11,090円
自由席通常価格	10,560円
スマートEX（のぞみ指定席）	11,100円
EX早特21（のぞみ指定席）	10,370円
EX早特7（ひかり・こだま指定席）	9,900円
EXファミリー早特7（ひかり・こだま指定席）	9,500円
株主優待割引（のぞみ指定席）	9,040円
株主優待割引（自由席）	8,440円
学生割引（のぞみ指定席）	10,020円
学生割引（自由席）	9,280円
ぷらっとこだま	8,810円
日帰りツアー	往復20,000円～
宿泊ツアー	往復25,000円～

「のぞみ」「ひかり」「こだま」

格安チケットの詳しい説明に入る前に、東海道新幹線を利用する際の基本的なポイントをご紹介しましょう。

東京～名古屋間には、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類の列車が走っています。使用車両や車内設備は同じですが、所要時間と料金が異なります。

所要時間は、おおざっぱには「のぞみ」が1時間40分、「ひかり」が2時間、「こだま」が2時間40分です。

もっとも利用者が多いのが「のぞみ」です。東京～名古屋間の「のぞみ」普通車指定席の価格は、通常期で11,300円です。

「ひかり」「こだま」は、指定席料金が210円安く設定されていて11,090円です。自由席は「のぞみ」「ひかり」「こだま」とも同額で10,560円です。

年末年始、ゴールデンウィークなどの最繁忙期は指定席料金が400円増し、3連休など繁忙期が200円増し、オフシーズンの平日など閑散期は200円引きになります。自由席は通年同額です。

なお、「のぞみ」は、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆は全車指定席となり、自由席は連結されません。

以下では、東京～名古屋間の新幹線の格安チケットを、順に解説していきます。

EX早特

東海道新幹線を安く利用したい場合は、「EX早特」という、インターネット専用の格安チケットを探すのが基本です。JR東海のインターネット予約サイト「スマートEX」で販売しています。

「EX早特」にはいくつか種類があり、東京～名古屋間のEX早特（普通車用）には、以下のものが設定されています。

・EX早特21〔のぞみ用〕（21日前までの予約）10,370円
・EX早特7〔ひかり・こだま用〕（7日前までの予約）9,900円
・EXファミリー早特7〔ひかり・こだま用〕（7日前まで、2名以上、土休日限定）9,500円

「EX早特21」は、1ヶ月前から21日前までの予約で、「のぞみ号」に安く乗車できます。「EX早特7」は7日前まで予約可能ですが、「ひかり・こだま」にしか乗れません。

2人以上で利用するなら、「EXファミリー早特7」がお手頃でしょう。「ファミリー」とありますが、家族以外と使うこともできます。

EX早特にはグリーン車用もあり、以下のものが設定されています。

・EX早特3〔のぞみ用〕（3日前までの予約）13,620円
・EX早特3〔ひかり用〕（3日前までの予約）12,050円
・EX早特3〔こだま用〕（3日前までの予約）11,290円

3日前までの予約で、「こだま」なら、「のぞみ」普通車の定価とほぼ同額でグリーン車で旅行できます。

スマートEX

「EX早特」は、東海道・山陽新幹線のインターネット予約サイト「スマートEX」で販売されています。

「スマートEX」は会員制ですが、年会費は無料で、クレジットカードがあれば誰でも登録できます。東海道新幹線を利用する際には、会員になっておくといいでしょう。

スマートEXを使うと、上記の「EX早特」以外でも、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の普通車指定席が通常価格の200円引きで利用できます。これは通年、どの列車にも適用されます。

また、交通系ICカード（Suica、TOICA、ICOCAなど）があれば、チケットレスサービスも利用できます。

【公式】スマートEX

エクスプレス予約

東海道新幹線には、有料会員制のインターネット予約サービスとして、「エクスプレス予約」もあります。年会費1,100円のクレジット会員になれば利用できます。

会員になると、通年、どの列車でも東海道新幹線を割引価格で利用できます。

東京～名古屋間の「のぞみ」普通車指定席は、10,880円です。

・エクスプレス予約（有料会員限定）10,880円

「エクスプレス予約」の会員になると、上記の「EX早特」も利用できます。

ぷらっとこだま

東海道新幹線の格安チケットの定番が「ぷらっとこだま」。JR東海ツアーズという旅行会社が出している、片道の旅行商品です。東京～名古屋が通常期8,710円～で、通常価格より21%も安くなっています。

その名の通り、「こだま」しか乗れません。「こだま」では、東京～名古屋は約2時間40分かかります。「のぞみ」は約1時間40分ですから、所要時間は約1.6倍です。

「ぷらっとこだま」の価格は以下の通りです。時期や曜日により変動します。

・こだま普通車指定席　8,710円～9,760円
・こだまグリーン車指定席　9,610円～11,020円

普通車も安いですが、割引率からいえば、グリーン車のほうがお得感が高いです。

前日までに購入しなければならない、JRの駅の窓口では購入できない（JR東海ツアーズのネット販売のみ）、列車変更などができない、などの制限がありますが、設定座席数も多く、使いやすいでしょう。

年末年始、ゴールデンウィーク、お盆といった最繁忙期には設定されていません。

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JR日帰りツアー

往復の新幹線がセットになった日帰り専用の旅行商品（パッケージツアー）です。JR東海ツアーズが取り扱っています。1名から利用可。「のぞみ」も利用できます。

・新幹線指定席往復で18,580円～19,800円程度

片道あたりなら1万円足らずで、「のぞみ」号利用で東京～名古屋間を日帰り利用できるので、とてもお得です。

日帰り旅行なら、「ぷらっとこだま」よりもこちらがおすすめです。ただし、利用できる列車は限られます。通信可能なスマートフォンが必要です。

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宿泊パッケージツアー

宿泊をともなう旅行の場合、往復の新幹線と宿泊がセットになった旅行商品（パッケージツアー）を使えばお得です。

JTBの「ダイナミックパッケージMySTYLE」、日本旅行の「JR・新幹線＋宿泊セットプラン」、近畿日本ツーリストの「スグ旅」、JR東海ツアーズの「EXダイナミックパック」などがあります。

サイト上で予約・決済し、きっぷは新幹線駅構内にある指定席券売機で受け取れます。

・新幹線指定席往復＋ホテル1泊で23,000円程度～

最近のホテル代の急騰で、かつてほどの安さではなくなりましたが、新幹線の往復正規価格とそれほど変わらない価格で、宿泊がついてきます。立地や設備のいいホテルだと少し高くなりますが、それでも25,000円程度出せば、そこそこのホテルに泊まれます。

時間帯のいい列車は値段が少し高くなる場合があります。出発前日まで予約でき、一部は当日予約も可能です。

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自由席に乗る

もうひとつ、新幹線の基本的なルールとして、自由席に乗ると安くなります。上述したように、自由席の価格は「のぞみ」で10,560円です。これだけで「のぞみ」指定席より約6%も安くなりますので、簡単ですが効果的な格安旅行法です。

・「のぞみ」自由席　10,560円

東京から乗る場合は、早めに駅に行って並べば、自由席でも座れることが多いです。

名古屋発の場合は、自由席が満席で到着することがあるのでご注意ください。その場合は、新横浜まで1時間あまりを立つか、名古屋発の「こだま」を使うことも検討しましょう。

自由席料金は「のぞみ」「ひかり」「こだま」とも同額です。

なお、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始は「のぞみ」に自由席は連結されていません。「ひかり」「こだま」は、通年で自由席があります。

株主優待割引

東海道新幹線の運営会社は、JR東海です。JR東海は株主向けの優待券を発行しており、使用すれば、東海道新幹線を安く利用できます。

株主優待割引券（株主優待券）1枚につき運賃・料金が10%割引になります。2枚まで同時使用できますので、東海道新幹線が20%引きで利用できます。

東京～名古屋では、のぞみ指定席が9,040円、自由席が8,440円です。

・株主優待割引（のぞみ指定席）　9,040円［要株主優待券2枚］
・株主優待割引（自由席）　8,440円［同上］

株主優待券は金券ショップなどで購入でき、相場は1枚900円程度です。900円で入手した場合、「のぞみ」指定席が10,840円、自由席が10,240円となります。正規価格と大差ありませんが、多少は安くなります。

株主優待割引は、グリーン車にも適用されますので、グリーン車利用利用の場合は効果が高いです。

学生割引

東海道新幹線では、学生割引（学割）も利用できます。

学割は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの乗車券が2割引になるという制度です。中学校、高等学校、大学の学生は、全て学割の対象です。専門学校生も、多くは学割の対象になります。

学割が利用できるのは、片道101km以上、JR線を利用する場合です。東海道新幹線はJR線ですので、片道101km以上で新幹線を利用するときは学割の適用を受けられます。東京～名古屋間は101km以上に該当します。

学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」（学割証）が必要です。取得方法は、所属する学校の学生掛などにおたずねください。

東京～名古屋間を、学割で「のぞみ」を利用する際の価格は以下の通りです。

・学生割引（のぞみ指定席）　10,020円［要学割証］
・学生割引（自由席）　9,280円［要学割証］

ちなみにバスは？

東京～名古屋間の場合、高速バスなら6時間程度。新幹線「のぞみ」は1時間40分程度ですので、3倍以上の時間がかかりますが、価格的には安いです。昼行バスと夜行バスがあり、昼行バスならあまり疲れませんし、夜行バスは時間を有効に使えるというメリットがあります。

JRの東名ハイウェイバスを例に取ると、東京駅～名古屋駅間の価格が普通席・クレイドルシート（3列）で2,400円～5,500円。ビジネスシート（3列）は2,800円～6,140円。夜行の「ドリームなごや」の4列シートが2,400～7,800円、3列シートが3,600～9,300円です。

そのほか、東京～名古屋間には格安高速バスも多数運行していて、4列シートバスなら2,700円～6,000円程度で見つかります。

おもなバスは、楽天トラベルで予約できます。

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