JR四国の新観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」の外観デザインと料金が発表されました。
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土佐の幕末をイメージ
「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」は、JR四国の新たな「ものがたり列車」です。幕末の志士である坂本龍馬や中岡慎太郎などにちなんだ列車で、キハ185系特急型気動車2両を改造。2両編成の車両には、それぞれ「KUROFUNE」「SORAFUNE」の愛称が付けられます。
デザインコンセプトは、文明開化ロマンティシズム。「龍馬が蒸気船にみた、海のむこうにある、まだ見ぬ世界への憧憬」などをテーマとしています。
車両正面中央には列車ロゴマークデザインのヘッドマークをあしらい、ヘッドマーク両脇には輝く太陽の光をイメージした曲線をデザインしています。
1号車の「KUROFUNE」の両側面には、水平の先を見つめる龍馬像をデザイン。明治期の文明開化のイメージを彷彿とさせる蒸気機関のモチーフをあしらいました。
2号車の「SORAFUNE」の両側面には「夜明け」の太陽、青空に輝く太陽をデザインしました。新たな旅をイメージしたロケットエンジンのモチーフもあしらっています。
全車グリーン指定席
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は、土讃線高知~窪川間に投入され、全車グリーン車指定席の特急列車として運行します。高知~窪川間の価格は、乗車券1,460円、特急グリーン料金2,460円の、計3,920 円です。
運行開始は2020年春で、時刻表などの詳細は、決まり次第発表されます。
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