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青春18きっぷ「石勝線特例」の接続はどう変わるか。2019年3月ダイヤ改正で

1日2往復半の隘路

2019年3月16日ダイヤ改正で、石勝線の普通列車が削減されます。これにより、青春18きっぷや北海道&東日本パスの特例を使った旅行の乗り継ぎに、どういう影響が出るでしょうか。

南千歳~新夕張で普通列車削減

石勝線・新夕張~新得間には普通列車(快速含む)は運転されていません。そのため、青春18きっぷと北海道&東日本パスという、普通列車のみ有効な企画きっぷでは、この区間で特急の自由席を利用できるという特例(石勝線特例)があります。

ところが、2019年3月ダイヤ改正で、石勝線の追分~新夕張間で普通列車の運転本数が削減されます。追分~新夕張間の普通列車は1日2往復半にまで減少するため、青春18きっぷや北海道&東日本パスでの、石勝線特例活用が難しくなります。

石勝線

新ダイヤの乗り継ぎは?

公表された新ダイヤで、石勝線特例を活用した乗り継ぎについて見てみましょう。

■下り
・千歳10:38→11:56新夕張15:26→(特急スーパーおおぞら7号)→16:28新得16:35→17:30帯広17:58→21:15釧路
・千歳17:26→18:25新夕張18:32→(特急スーパーおおぞら9号)→19:40新得19:57→21:16帯広21:33→22:32浦幌

ご覧の通り、下りの場合、千歳10時38分発の普通列車では、新夕張で3時間半の待ち時間生じます。ただ、新得以降の乗り継ぎは良く、その日のうちに釧路に着けます。この乗り継ぎを使えば、札幌~釧路間を同日で到達できます。

一方、千歳17時26分発の普通列車を起点とする乗り継ぎは、新夕張、新得のどちらの駅でも好接続です。ただし、この乗り継ぎでたどり着けるのは浦幌までです。

現ダイヤと比べると、苫小牧を6時10分に出て18時49分に根室に着ける乗り継ぎや、千歳を14時27分に出て帯広に19時56分に着ける乗り継ぎがなくなっています。

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■上り
・釧路05:42→08:38帯広10:05→11:23新得11:45→(特急スーパーとかち6号)→12:47新夕張13:03→14:01千歳
・根室05:31→08:04釧路10:11→13:19帯広14:30→15:29新得15:49→(特急スーパーおおぞら8号)→16:46新夕張18:35→19:33千歳

上りの場合は、帯広10時05分発の列車を起点とすると、新得と新夕張の両駅が好接続で千歳まで4時間かからずに着けます。帯広14時30分発の場合も、新夕張で1時間49分の待ち時間がありますが、まずまずの接続です。この乗り継ぎでは、根室~札幌間が同日着可能です。

現ダイヤと比べると、新得を7時17分に出て千歳に10時13分に着ける乗り継ぎや、帯広を17時05分に出て、苫小牧に21時05分に着ける乗り継ぎがなくなっています。

悪くない乗り継ぎが残った

全体に見てみると、南千歳~新夕張間では、青春18きっぷなどで利用できる普通列車は2往復に限られてしまうのですが、悪くない乗り継ぎが残ったように感じられます。北海道という列車本数が少ないエリアで、とりあえず札幌~釧路の同日着が確保されたのは何よりです。

このほか、札幌~帯広・釧路間を移動するだけなら、代行バスを挟んで富良野経由という方法もあります。

青春18きっぷや北海道&東日本パスを使った旅は、たんなる移動でないことも多いでしょうから、待ち時間の長さも含めて、旅程を検討したいところです。