JR北海道・石北線の普通列車の減便対象は9列車と判明。室蘭、釧網線などと合わせて、計26列車に

JR北海道は2016年の3月ダイヤ改正で約80本の普通列車の減便を予告していますが、石北線の減便対象が明らかになりました。JR北海道が地元自治体に通知したとのことです。減便対象が明らかになったのは、室蘭線と釧網線、札沼線に次いで4路線目とみられます。

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運行廃止7列車、区間短縮2列車

北海道新聞10月16日付によりますと、2016年3月ダイヤ改正時に、石北線の普通列車について7本の運行を取りやめ、2本は運行区間を短縮する方針を沿線自治体に通知したとのことです。

JR北海道が遠軽町、北見市に伝えたところでは、運行廃止は白滝09時16分発遠軽行き、北見12時09分発金華行きなど7列車。短縮は2列車で、金華13時05分発網走行きは北見~網走間の運行に、網走08時37分発留辺蘂行きは網走~北見間の運行にそれぞれ短縮されます。

北海道新聞で報じられたのは上記4列車だけですが、列車の運用の観点からみると、白滝09時16分発がなくなるなら、遠軽08時23分発白滝行きもなくなるでしょう。網走08時37分発留辺蘂行きが北見止まりになるのなら、留辺蘂10時38分発北見行きもなくなると思われます。

石北線

合計26列車が明らかに

これで、減便候補80本のうち、室蘭線7本、釧網線6本、札沼線4本、石北線9本までが明らかになりました。合計で26本です。80本きっかりが対象になると仮定すれば、あと54本も残っています。

函館線、根室線、宗谷線でも、少なくとも各5~10本の減便が予想されます。旅行者への影響も大きそうです。(鎌倉淳)

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