JR北海道の札沼線(学園都市線)に特急車両が走ります。ロイズタウン駅開業記念イベントの一環です。
ロイズタウン駅開業イベント
JR北海道と当別町は、2022年3月12日に開業する札沼線(学園都市線)ロイズタウン駅の開業を記念するイベントをおこなうと発表しました。
イベントの目玉となるのが開業記念ツアー。「ラベンダー編成で行く当別町『ロイズタウン駅』」と題し、札幌駅からロイズタウン駅まで「ラベンダー編成」(261系5000代)を利用するツアーを開催します。
ツアーは開業当日の3月12日に実施。札幌駅~ロイズタウン駅を「ラベンダー編成」で移動し、ロイズタウン駅での下車後、バスで当別町内を周遊します。
当別町内では「北欧の風 道の駅とうべつ」に立ち寄った後、田西会館で駅弁をもらって解散。徒歩5分のJR当別駅から、各自、学園都市線で帰ります。
内容的に、「ラベンダー編成」で札沼線に乗ること自体が目的のツアーと言っていいでしょう。
札沼線「ラベンダー編成」時刻表
札沼線を走る「ラベンダー編成」の時刻表は以下の通りです。
札幌09:44分頃→ロイズタウン10:04分頃
※2022年3月12日限定
価格は9,300円、募集人員は100人です。新型コロナウイルス感染症に配慮して、「ラベンダー編成」の座席定員200名のうち、半数の募集となります。
申込受付開始は2月10日。北海道オプショナルツアーズが販売します。
貴重な列車
札沼線では、国鉄時代も含め定期特急列車が運転されたことはありません。団体臨時列車も含めて、特急車両が入ったことあったかまでは確認できませんが、あったとしてもかなり珍しいでしょう。
今回も団体臨時列車なので、「特急」として運行するわけではありません。それでも、札幌~ロイズタウン間を20分ほどで走る「特急車両」の旅はかなりレア。人気を呼びそうです。(鎌倉淳)