「ぷらっとのぞみ」時刻表と価格。毎時1本程度の「のぞみ号」が対象に

JR東海ツアーズの「ぷらっとのぞみ」で利用できる「のぞみ号」の時刻表がわかりました。おおむね1時間ごとの設定ですが、夕方など一部時間帯では対象列車がありません。価格とあわせてご紹介しましょう。

東京～新大阪12,700円

「ぷらっとのぞみ」はJR東海ツアーズが期間限定で発売を開始した旅行商品です。正規価格より約12～14%割引で東海道新幹線の「のぞみ号」が利用できます。たとえば、普通車指定席プランの東京～名古屋が10,000円、東京～新大阪間は12,700円です。

設定区間は東京・品川・新横浜～名古屋～京都・新大阪間で、設定期間は2020年10月1日～2021年3月12日出発分です。発売はJR東海ツアーズのウェブ限定で、3日前23時30分までの予約・購入が必要です。

「ぷらっとのぞみ」について詳しい情報は、こちらで記事しています。価格表を再掲します。

「ぷらっとのぞみ」時刻表

さて、「ぷらっとのぞみ」で乗れるのは、全ての「のぞみ号」ではありません。東京～新大阪間のみを走る、一部の「のぞみ号」だけです。JR東海ツアーズのサイトで検索し、設定列車を探してみました。その結果、利用できる「のぞみ」号は以下の通りとわかりました。

＊は運転日注意（主に休日運休）

上下10往復

上表は、当サイトでJR東海ツアーズを検索し、10月に「ぷらっとのぞみ」で利用できる列車を確認したものです。今後、状況次第では対象列車が増えるかもしれません。

ご覧の通り、現状で利用できるのは毎時1本程度です。時間帯も限定されていて、下り夕方発や、上り早朝発などは設定がありません。

また、下りは毎日10本設定がありますが、上りは運転日注意の列車があり、日によっては6本になってしまうこともあります。

いずれも東京～新大阪間を運転する「のぞみ号」です。山陽新幹線に乗り入れる列車は設定されていません。「のぞみ218号」のダイヤは、日によって博多発（のぞみ132号）ですが、その場合は設定対象外になっています。

早めの予約を

10月ダイヤで、「のぞみ」の運転本数は1日平均360本です。それに対し、「ぷらっとのぞみ」対象列車は1日最大20本ですから、わずか5.6%の設定率となります。

下りは東京発が朝7時以降、午前中は毎時設定されているので使いやすいでしょう。上りは朝9時台からの設定ですので、午前中早い時間帯の出発では使えませんし、とくに休日は列車が限られます。

また、上下とも18時～19時頃までは設定外です。新幹線の利用のピーク時間帯だからやむをえませんが、この点はやや利用しづらいといえます。20時前後にぽつんと設定されている「最終列車」は人気になりそうで、売り切れるのが早いかもしれません。

「ぷらっとのぞみ」は席数限定の旅行商品です。グリーン車は、最大4席のみの設定のようで、とくに座席数が限られています。

販売締め切りは出発日の3日前までですが、列車本数がこれだけ限定されていることから、旅行の予定がある方は早めに購入したほうがよさそうです。