「西日本グリーンきっぷ(特別版)」の詳細。1人利用可、JR西日本全線が乗り放題!

おひとりさま向け2日間

JR西日本全線が2日間乗り放題、グリーン車にも乗車できるという「西日本グリーンきっぷ(特別版)」が期間限定で発売されます。1人での利用も可能。50歳以上が入会できる「おとなび」会員向けです。

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「おとなび」会員限定

JR西日本は、同社全線が乗り放題となり、グリーン車に最大6回乗車できる「西日本グリーンきっぷ」について、1人利用可の「特別版」を発売します。有効期間は2日間です。

「西日本グリーンきっぷ」は、2人以上で利用できる3日間用と5日間用が発売されています。それにくわえて1人で利用できる2日間用をラインアップに加えるわけです。

「おとなび」会員限定のきっぷです。「おとなび」は、50歳以上であれば年会費無料で誰でも入会できますので、「西日本グリーンきっぷ」も50歳以上なら誰でも購入できます。

利用期間は2023年2月8日~3月21日。1ヶ月半の期間限定きっぷです。

西日本グリーンきっぷ(特別版)
画像:JR西日本
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「西日本グリーンきっぷ(特別版)」の概要

「西日本グリーンきっぷ(特別版)」の概要は以下の通りです。

■発売期間
2023年1月30日(月)~2023年3月13日(月)
※購入は出発日1か月前から7日前まで。

■利用期間
2023年2月8日(水)~2023年3月21日(火祝)
※3月20日(月)出発分まで発売。

■有効期間
2日間

■価格
20,000円

■利用条件
おとなび会員専用のきっぷです。JR西日本ネット予約「e5489」で販売します。

グリーン車指定席または普通車指定席が6回まで利用できます。指定席の予約は、きっぷの受取前は「e5489」で行います。きっぷの受取後の指定席の追加は、JR西日本の主な駅の「みどりの窓口」または「みどりの券売機」で行います。

指定席の変更・取り消しは、きっぷの受取前は「e5489」にて可能ですが、受取後はできません。受取後は追加予約のみ可能です。

■発売箇所
JR西日本インターネット予約「e5489」のみ。

■フリーエリア
「西日本グリーンきっぷ」は、JR西日本全線と智頭急行線、JR西日本宮島フェリーが乗り放題です。

IRいしかわ鉄道線の金沢~津幡間、あいの風とやま鉄道線の富山~高岡間は、JR西日本線へ通過利用する場合に限り利用できます。当該区間以外の区間を乗車した場合(当該区間内の両端の2駅を除く駅で下車した場合、当該区間を越えてIRいしかわ鉄道線またはあいの風とやま鉄道線に乗車した場合など)は、別に全乗車区間の運賃・料金が必要となります。

「サンライズ出雲・瀬戸」はノビノビ座席を含めて利用できません。「WEST EXPRESS銀河」は全設備を利用できません。

西日本グリーンきっぷ(特別版)フリーエリア
画像:JR西日本
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「西なびグリーンパス」のe5489版

JR西日本のグリーン車乗り放題きっぷとしては、「西日本グリーンきっぷ」と「西なびグリーンパス」があります。「西日本グリーンきっぷ」は、これまで2人以上利用可で、3日間用と5日間用がありました。

「西なびグリーンパス」は、1人より利用可能なきっぷですが、旅行会社のみ販売となっています。1人利用の場合の価格は3日間30,000円、5日間35,000円です。

つまり、「西日本グリーンきっぷ(特別版)」は、「西なびグリーンパス」の2日間版をe5489で販売する、という形と捉えることもできるでしょう。

広島往復で元が取れる

「西日本グリーンきっぷ(特別版)」の2日間2万円という価格は破格です。

新幹線なら、新大阪~広島間の「のぞみ」グリーン車が片道14,290円なので、往復すれば簡単に元が取れてしまいます。週末のJR西日本エリアへ、手軽で贅沢な旅ができるでしょう。

グリーン車は6回までという制限がありますが、2日間なら6回で十分すぎるはずです。西日本エリアで旅行を検討しているシニアには、見逃せないきっぷとなりそうです。(鎌倉淳)

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