トワイライトエクスプレスが、紀勢本線を走ることになりました。これは、2014年9月から12月にかけて行われる「和歌山デスティネーションキャンペーン」のオープニング特別企画として、日本旅行がJR西日本ジパング倶楽部と共同で企画したものです。ツアー名は、「トワイライトエクスプレス型車両で行く南紀・熊野」です。
琵琶湖をぐるり一周
出発日は2014年9月13日の1日のみ。正確な時刻表は発表されていませんが、ツアスケジュールによりますと、大阪駅を16時00分に出発し、米原経由で敦賀に至ります。敦賀駅19時25分発で、湖西線経由で京都、新大阪、天王寺、和歌山を経て紀勢本線へ。翌14日の9時00分に新宮に到着します。大阪から琵琶湖をぐるりと一周して紀伊半島に向かうわけです。途中駅の停車時刻などは、わかり次第このページに追加掲載します。
(写真:JR西日本)
紀勢本線に夜行列車が走るとなれば、いまはなき「はやたま」「新宮夜行」以来かもしれません。とはいえ、敦賀から新宮まで13時間半はかかりすぎなので、おそらくはどこかの駅で長時間停車して夜を明かすものと思われます。紀勢本線の深夜通過を避けるならば、長時間停車は和歌山駅か御坊駅でしょうか。いずれかの駅を早朝出発して新宮駅に至るとみられます。
ツアーには1泊コースと2泊コースがありますが、いずれも帰路は特急「くろしお」となっています。そのため、トワイライトエクスプレス車両は新宮到着後回送されるようです。
トワイライトエクスプレスといえば、一度は乗ってみたいのが「スイート」です。このツアーではスイートの料金も掲載されていて、1泊2日コースで77,800円、2泊3日コースで99,800円となっています。早朝の紀勢本線を展望スイートで旅すれば、素晴らしい景色が楽しめそうですね。
この「トワイライトエクスプレス型車両で行く南紀・熊野」は6月10日15時から発売されます。