JR東海、新幹線車両の4割をN700Sに。19編成の追加投入を発表

車椅子利用者への配慮も

JR東海は、東海道・山陽新幹線のN700S車両について、19編成を追加投入すると発表しました。同社の新幹線車両の約4割がN700Sに置き換わります。

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2020年登場

N700Sは東海道・山陽新幹線の最新車両で2020年7月に営業開始しました。炭化ケイ素(SiC)素子のパワー半導体を駆動システムに使用した世界初の車両で、「S」は「最高」を意味する「Supreme」の頭文字です。

全席にコンセントを設置し、振動を軽減するアクティブサスペンションを導入するなど、乗客の快適性も向上しました。

N700S
画像:JR東海

4割がN700Sに

JR東海は、当初、2020年度に12編成、2021年度と2022年度に14編成ずつ製造し、2022年度末までに計40編成を投入するとしていました。

実績としては、2020年度に12編成、2021年度に13編成の導入を完了しています。2022年度の設備投資計画によれば、2022年度に13編成を導入し、2023年度までに40編成となっていますので、1年後ろ倒しで40編成が揃うことになります。

JR東海は、新たな追加投入計画を発表し、2023年度に2編成、2024年度と2025年度に各7編成、2026年度に3編成を投入することを明らかにしました。

2023年度の2編成は、当初計画40編成のこぼれ分のようですので、2026年度末のN700Sの合計は57編成になるようです。JR東海の新幹線車両は134編成(2021年度末)ですので、4割強がN700Sとなります。

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車椅子利用者に配慮

追加投入される編成は、車椅子スペースと多目的室について改良がおこなわれます。車椅子スペースでは、コンセントを足元から窓枠直下に変更し、車椅子利用者が使いやすくします。

また、多目的室の窓の位置を既存車両よりも高くします。これも、車椅子利用客が車窓を見やすくなるための工夫です。

そのほか、再生材の利用も拡大したり、リサイクルの適用範囲を広げるなど、環境への配慮も深めます。登場が楽しみです。

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