テレビ東京の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』シリーズの第4弾「岐阜城~鳥取砂丘」の完全版SPが3月13日に放送されます。2017年12月初回オンエアの番組を、出演者をスタジオに呼んで再放送。「あのバスに乗っていたら?」という検証もあるようです。
なお、当記事はネタバレありです。(文中敬称略)
マドンナは村井美樹
「ローカル線バス乗り継ぎの旅Z」は、田中要次と羽田圭介がコンビとなって、路線バスだけを乗り継いで旅をする番組です。その第4弾が「岐阜城~鳥取砂丘」で、マドンナに村井美樹を迎え、2017年12月16日に初オンエアされました。
2021年3月13日の土曜スペシャルでは、同番組をアレンジのうえ、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z 岐阜城~鳥取砂丘 完全版SP」というタイトルで再放送します。
「完全版SP」では、田中、羽田、村井の3人をスタジオに迎え、再放送をしながら旅の裏話を披露します。
ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z 岐阜城~鳥取砂丘 完全版SP
【出演者】田中要次、羽田圭介、村井美樹
【ナレーター】キートン山田、太川陽介、鳥越まあや
【放送日】2021年3月13日(土) 18時30分~20時54分
本家で初めて
スタジオに出演者を迎えての再放送は、「ローカル路線バスの旅」シリーズでは、「陣取り合戦 房総半島」「路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅 盛岡~八甲田山」に続くものです。
本家「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」では、オリジナルシリーズ、Zシリーズ通して初めてです。
https://youtu.be/CuXzKZeMVZc
印象に残る回
この回では、羽田が「バスがいっぱいあるのにステイする論理は弱い」という名言を残しました。また、村井が、後に「路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」でリーダーとして抜擢される前段となった回でもあり、「Zシリーズ」のなかでも印象に残る作品です。視聴率的にも好成績でした。
成否を分けたポイントは「イオン」で、その反省からか、次回以降、一行は「イオン」を意識したルート探しをするようになります。その意味で、「Z」シリーズ初期の転機となった回ともいえます。
正解検証も
番組告知では「旅では立ち寄れなかったルート上の名所絶景やグルメもご紹介」とあり、未公開映像もオンエアする模様。そして、「あのバスに乗っていたらどうなっていた??」を検証するとしており、いわゆる「正解」についても触れられるようです。となると、やっぱりイオンの場面でしょうか。
土曜スペシャルの「ローカル路線バスの旅」で、正解ルートが公式に検討されるとすれば、これが初めてです。放送が楽しみです。(鎌倉淳)
◆初回オンエア時の当サイト検証記事はこちら。
→「ローカル路線バスの旅Z 第4回 岐阜城~鳥取砂丘」の正解ルートを考える。