九州新幹線の変動価格制とは?「九州ネット早特7」で最大800円差

7月1日から

JR九州は九州新幹線で価格変動制(ダイナミックプライシング)を本格導入します。「九州ネット早特7」に適用します。

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利用の平準化を確認

JR九州は、九州新幹線博多~熊本の区間で発売しているインターネット限定の割引きっぷ「九州ネット早特7」について、価格変動制を本格導入すると発表しました。

「九州ネット早特7」は、九州新幹線の博多~熊本を対象として発売をしているインターネット限定の割引きっぷです。出発日の1ヶ月前から7日前までに「JR九州インターネット列車予約」で購入できます。

同きっぷの価格変動制は、2024年3月1日より実証実験で適用していて、「利用の平準化が確認できたため」、7月1日から本格導入されます。新幹線きっぷの価格変動制の導入は初めてです。

変動価格は3,400~4,200円です。固定価格制時代の「九州ネット早特7」での価格は3,800円でしたので、プラスマイナス400円の値幅となり、価格差は最大800円です。

九州新幹線800系

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価格は適宜変更

九州ネット早特7の価格変動制は、過去の乗車率に応じて、乗車日や乗車時間帯、列車愛称名ごとに価格を決定します。また、予約状況に応じて、きっぷ発売後に価格を変更(値上げまたは値下げ)します。ただし、上限価格は4,200円、下限価格は3,400円です。

価格変更のタイミングは決まっていません。予約状況に応じて、価格を適宜変更します。価格は変動するので、必ずしも「みずほ」や「さくら」が「つばめ」より高いとは限りません。

最新の適用価格は、「JR九州インターネット列車予約」内の「列車・きっぷ選択」画面で確認できます。

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