「JR西日本どこでもきっぷ」の期間、価格、使い方全詳細。10月~12月に再発売!

幻が現実に

JR西日本が乗り放題になる「JR西日本 どこでもきっぷ」「JR西日本 関西どこでもきっぷ」が2021年10月に発売されます。4月に発表されたものの、直後に発売見合わせとなった「幻の乗り放題きっぷ」が満を持して再発売されます。

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2日間用と3日間用

JR西日本は、JR西日本全線が乗り放題となる「JR西日本 どこでもきっぷ」を発売します。2日間用と3日間用があり、JR西日本全線が新幹線・特急も含めて自由席なら乗り降り自由で、指定席も6回まで利用できます。

同時に、関西エリアのJR西日本線が乗り放題になる「JR西日本 関西どこでもきっぷ」も発売します。こちらは2日間用のみで、関西エリアのJR西日本線が新幹線・特急も含めて乗り放題になります。

いずれも1人利用も可能で、ゴールデンウィークも設定があります。

JR西日本どこでもきっぷ
画像:JR西日本

「JR西日本 どこでもきっぷ」の概要

「JR西日本 どこでもきっぷ」「JR西日本 関西どこでもきっぷ」の概要は以下の通りです。

■発売期間
2日間用:2021年10月8日(金)~12月18日(土)
3日間用:2021年10月8日(金)~12月17日(金)
※購入は出発日1か月前から7日前まで。

■利用期間
2021年10月15日(金)~2021年12月26日(日)
※2日間用は12月25日出発分まで、3日間用は12月24日出発分まで発売。

■価格
◎JR西日本 どこでもきっぷ
2日間用:おとな18,000円 こども9,000円
3日間用:おとな22,000円 こども11,000円
※2日間用は旅行会社のみ発売

◎JR西日本 関西どこでもきっぷ
・2日間用:おとな10,000円 こども5,000円

■利用条件
普通車指定席が6回まで利用できます。指定席の予約はきっぷの受取前は「e5489」で、受取後はみどりの券売機で取り扱います。1人から利用可能。こども用のみの購入・利用はできません。

■発売箇所
JR西日本のインターネット列車予約「e5489」か、JR西日本・JR九州(福岡県・佐賀県内)管内の主な旅行会社で発売。駅のみどりの窓口では発売しません。上越妙高駅や亀山駅など、JR西日本以外の駅ではきっぷを受け取れません。

■フリーエリア
「JR西日本 どこでもきっぷ」は、JR西日本全線と智頭急行線、JR西日本宮島フェリーが乗り放題。「JR西日本 関西どこでもきっぷ」は、敦賀、米原、柘植、新宮以西、鳥取、津山、総社、倉敷以東のJR西日本全線と智頭急行線が乗り放題です。

JR西日本どこでもきっぷフリーエリア
画像:JR西日本

IRいしかわ鉄道線の金沢~津幡間、あいの風とやま鉄道線の富山~高岡間は、JR西日本線へ通過利用する場合に限り利用できます。当該区間以外の区間を乗車した場合(当該区間内の両端の2駅を除く駅で下車した場合、当該区間を越えてIRいしかわ鉄道線またはあいの風とやま鉄道線に乗車した場合など)は、別に全乗車区間の運賃・料金が必要となります。

サンライズ出雲・瀬戸はノビノビ座席を含めて利用できません。「WEST EXPRESS銀河」は全設備を利用できません。

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座席指定の注意点

非常にお得なきっぷですが、座席指定に関してはルールがやや複雑です。

「e5489」で購入した場合、きっぷの受取前は「e5489」から指定席の予約ができます。きっぷの受取後は、JR西日本のみどりの券売機で指定席の予約・追加ができます。

旅行会社で購入した場合は、購入時に「指定席交付記録券」を渡されます。これを使って、JR西日本管内と福岡県・佐賀県内の主な旅行会社およびJR西日本の主な駅のみどりの窓口で座席指定できます。旅行会社購入の場合、みどりの券売機プラスでは指定席交付はできません。

座席指定の変更については、気をつける点があります。e5489購入の場合、きっぷ受取前は、予約されている行程で最初に出発する指定列車の出発時刻までなら、指定列車の変更ができます。しかし、きっぷ受取後や、最初の指定列車の出発時刻後は、指定列車の変更ができません。

旅行会社購入の場合も、使用開始前(最初の指定列車の出発時刻前)であれば、回数に制限なく、きっぷを購入した旅行会社店舗で変更できますが、きっぷの使用開始後は、指定列車の変更はできません。

事前に予約を万全にして旅行したいところですが、そうすると旅の途中で指定席券の変更ができなくなるわけです。きっぷ受け取り後または使用開始後でも、未指定分に関しては追加予約が可能なので、出発後に予定変更を想定している場合は、予約回数を残しておく方がよさそうです。

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関西~山口県の往復で元が取れる

「JR西日本どこでもきっぷ」のうち、e5489で購入可能な全線3日間の価格は22,000円ですので、片道11,000円以上の単純往復で元が取れます。新大阪~広島間が「のぞみ」指定席(通常期)で10,630円ですので、このあたりが境界点になります。関西から山口県なら、単純往復で十分元が取れる水準です。

関西から西日本各地への観光旅行にも使えますし、中国地方や北陸地方のローカル線を巡るなら非常にお得です。

半年間の「お預け」

新型コロナウイルス感染症拡大後に発売されたJR西日本の乗り放題きっぷといえば、「どこでもドアきっぷ」がありましたが、2人以上の利用が条件でした。今回は1人利用可です。

e5489発売なので、エリア外の方もネット購入、現地受け取りが可能です。最大の注意点は「7日前まで発売」ということでしょうか。

価格的には全線きっぷが2日間18,000円、e5489でも発売する3日間用は22,000円と、「どこでもドアきっぷ」に比べると高くなっています。

それでも、この価格なら文句ないでしょう。4月に発表されて、半年間「お預け」を食らったこのきっぷ。未曾有の大バーゲンですので、ぜひ使ってみたいものです。(鎌倉淳)

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