仙台IC乗車券の名称は「イクスカ」に。「スイカ」との相互利用も視野。

仙台市営地下鉄などに導入される非接触型ICカード「仙台IC乗車券」の名称が「イクスカ」に決まりました。

仙台IC乗車券は、仙台市交通局の地下鉄と宮城交通の路線バスに導入されるICカードです。2014年度の地下鉄南北線を皮切りに、2015年度に地下鉄東西線(同年度開業予定)と仙台市バス、宮城交通バスに順次導入されていきます。カードの愛称を公募して、全国から2198通・1057作品の応募が寄せられました。

最終候補に残ったのは「イクスカ」「ダテカ」「ノルッチャ」「ササピ」「モリカ」の5つ。その中から、「行く」と仙台弁の語尾「~すか」を組み合わせた「イクスカ」が選ばれました。英語「excursion」(小旅行、遠足)の音感を含み、発音しやすいことなどが決めてとなりました。

当面は仙台市営地下鉄単独での利用になりますが、2015年度にはJR東日本のSuica(スイカ)との相互利用も行われる予定です。カードのデザインとロゴについては今後検討し、2014年3月までの発表を目指します。

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